【Zoho CRM】ウィザード機能に関するアップデートのお知らせ

【Zoho CRM】ウィザード機能に関するアップデートのお知らせ


ウィザードは、長いフォームを異なる画面上の小さなフォームに分割し、より手軽にデータ収集をできるようにするためのツールです。
以下、Zoho CRMのウィザードに関するいくつかの機能アップデートをご紹介いたします。
  1. ウィザードにおける条件処理ルールのアップデート
  2. ウィザードのボタンのカスタマイズ

条件処理ルールのアップデート

ウィザードの作成時に、指定した条件を満たした場合に、ウィザード内の特定の項目のみを表示したり、必須項目を設定したり、表示するサブフォームを表示する処理を設定する、条件処理ルールを設定できました。


今回のアップデートにより、上記の既存の条件処理ルールのオプションと合わせて、新たに以下のような処理を設定することができるようになりました。

  1. 条件処理ルールの適用対象の選択:条件処理ルールの適用対象を、ウィザードの作成時のみか、編集時のみか、作成時と編集時を選択できるようになりました。
    例えば、ビザ申請フォームでは、訪問の目的に基づいて、ビザの種類が入力されます。データが編集された際に、フォームの編集中のエラーを避けるために、再び条件処理ルールを実行し、ビザの種類を記入する必要があります。


  2. 値の設定:他の項目の値に基づいて、特定の項目の値を設定することができるようになりました。
    例えば、学生の詳細フォームで、学生が「科目」項目値を選択すると、ユーザーが手動で変更できない「教授」と「時間帯」項目値が自動的に割り当てられる必要があります。


  3. 値のロック:特定の条件に合致した場合、要件に基づき特定の項目をロックすることができます。
    アカウント番号のように、ウィザードを編集する度に変更されないようにしたい項目を、ロックすることができます。
    フィールドをロックする際に、特定の権限に編集を許可するオプションを提供しています。必要に応じて、ロックされた項目の編集を許可する権限を選択することができます。


  4. テキスト要素の表示、ウィジェットの表示:特定の条件に合致した場合、特定のタブで利用可能なテキスト要素とウィジェットを表示できます。また、テキスト要素のタイトルを設定することができます。


ウィザードのボタンのカスタマイズ

今まで、ウィザードでは、使用するボタンの表示設定、スタイル、処理をカスタマイズするためのオプションを提供してきました。
ボタンのスタイルでは、ボタンの形や色について、標準的なオプションから選択することができました。
しかし、Webサイトなど他の場所でのブランドのテーマや色の組み合わせでボタンのカスタマイズを行うことはできませんでした。

今回のボタンのカスタマイズに関するアップデートにより、管理者として、標準のカラーオプションを超えた色のカスタマイズが可能になりました。
  1. ブランドの要件に合った様々な色を選択することができます。
  2. よく使用される色から選択できます。
ボタンの標準の色オプションはそのまま表示されています。
独自の色に含まれていないが、ウィザードのいずれかの画面のボタンに関連付けられた色は、最近使用された色として表示されます。



ウィザードに関する詳細は、こちらをご確認ください。



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