この機能アップデートは、現在、以下のCRM組織に対して適用されています。
- JP(日本),US(米国),CN(中国), AU(オーストラリア), CA(カナダ), SA(サウジアラビア), UAE, EU(ヨーロッパ)データセンターに属するすべてのプラン
- IN(インド)データセンターに属するスタンダード・プロフェッショナルプラン
(2026年3月時点)
今回新機能として、Zoho CRMに「データのカテゴリー」機能を導入いたします。
この機能により、ユーザーはデータの現状を一目で把握し、進捗状況を確認しながら、最も重要な事項に集中できるようになります。データのカテゴリー機能では、選択リストの値を複数のカテゴリーやより広範なカテゴリーにグループ化できるため、詳細なステージを気にすることなく、データの現状を迅速かつ高いレベルで把握できます。
データのカテゴリー機能を理解するための例を考えてみましょう。
見込み客タブでは、「見込み客ステータス」項目で「見込みあり」「連絡済み」「失効」「不適格」「ジャンク」などのステータスを記録します。これらの値で現在のステータスを確認できますが、見込み客の全体的な状態を把握するには、一覧画面のステータス列を確認したりする必要があります。
しかし、見込み客の進捗を大まかに把握したり、データの全体的な状態を一目で理解したりすることは依然として課題です。
データのカテゴリー機能がどのように役に立つのか?
データのカテゴリー機能は、関連する見込み客ステータスの選択肢をより広いカテゴリーにグループ化できるようにすることで、上記の作業を容易にします。これにより、類似したデータをまとめて確認でき、見込み客の状況を即座に把握できるほか、詳細なステータス情報へのアクセスを失うことなく、より迅速なナビゲーションと処理が可能になります。
上記のシナリオでは、見込み客ステータスの選択肢に共通のグループ分けが存在します。「データのカテゴリー」を設定することで、見込み客ステータス項目の既存の選択肢は、結果に基づいてこれらのカテゴリーのいずれかに関連付けされます。そのカテゴリー表示からデータのステータスを推測できます。さらに、これらのカテゴリーに基づいてデータの表示、フィルタリング、処理を行うことも可能です。
上記を実現するには、「データのカテゴリーの設定」オプションを有効にする必要があります。
「データのカテゴリーの設定」オプションを有効化後、「未完了」「成功」「失敗」などのカテゴリーを定義できるようになります。
データの分類アイコンと遷移
データを分類した後、さらにカテゴリーの性質を示す視覚的な目印を付けたい場合、「サムズアップ」アイコンと「サムズダウン」アイコンを活用できます。
また、データの進捗状況を俯瞰的に把握したい場合、ステータスを素早くに変更したい場合、または「成功」または「失敗」カテゴリーのステータスに素早く切り替えたい場合、「選択肢の遷移の表示」オプションを有効化できます。
これにより、データの詳細画面において、以下のような遷移パイプラインが表示されるようになります。
条件設定とフィルター
選択リスト項目の選択肢が分類されると、データの詳細画面で進捗状況が明確に把握できます。
さらに、フィルターやビューで「データのカテゴリー」を条件として使用することで、これらのカテゴリーに基づいてデータを表示・フィルタリング・処理を実行することも可能です。
「データのカテゴリー」機能の主な利点
- 上位ステータス分類:複数の選択リストの段階をより広範なデータカテゴリーにグループ化することで、データの全体的な状態を一目で把握しやすくします。
- アイコンによる遷移の可視化:直感的なアイコンと選択肢の遷移パイプライン表示でデータカテゴリーを明確に表示し、遷移を一目で理解しやすくします。
- 条件とフィルター:データカテゴリーは、CRM全体で共通の条件として使用可能です。個々のステージを考慮せず、データの全体的な状態に基づいてフィルタリングやグループ化が行えます。
他の活用例もいくつか見てみましょう。
例えば、支払タブでは、支払い拒否、取引失敗、返金処理開始など、複数の取引や支払に関するステージを、すべて「失敗」といった単一のカテゴリーに分類できます。
連絡先タブでは、各連絡先はオンボーディング対象の主要ユーザーを表し、その進捗状況は「オンボーディングステータス」といった選択リスト項目を使用して記録できます。
留意事項
- 選択肢に設定できるカテゴリーは最大5つまでです。タブごとに1つの選択リスト項目でのみ有効化できます。
- 一部(ユーザー、見積書、請求書、受注書、発注書)を除く、すべてのタブで対応しています。
- 各カテゴリーでは、最大200個の選択肢を設定できます。