この機能アップデートは、すべてのユーザーに対し適用されています。
※ウィザード機能は、エンタープライズプラン以上のプランをお使いの場合に、利用可能です。
今回ウィザードの条件処理ルール機能で、前の入力画面内にある項目に基づいて条件を設定できるようになりました。
これまでは、条件処理ルールは1つの画面のみに限定されていたため、ユーザーは画面間の情報を関連付けるために余分な項目を作成する必要がありました。
今回、前の入力画面内にある項目に基づいて条件を設定できるようになったことにより、前の画面から情報を取得し、次に進むときに適用する条件を設定することができるようになりました。
例えば、銀行口座登録ウィザードの場合を考えてみます。
1. 最初の画面では、氏名、電話番号、メールアドレス、年齢などの基本的な情報を収集します。
3. 3番目の画面には保護者の情報が表示されますが、最初の画面内にある年齢項目値が18歳以下の場合のみ表示されます。
このルールは、最初の画面で入力された項目の値に基づいて、3番目の画面内の条件処理ルール機能を活用して作成されます。
今回の機能アップデートにより、ユーザーは、適用する特定の画面に処理を関連付けながら、以前の表示画面内にあった項目を利用したルールを設定することができるようになり、以前の画面で入力した値に基づいて条件が適応される、ダイナミックで直感的なUIが実現します。
次に、別のシナリオとして、製品のカスタマイズに関するウィザードを考えてみます。
2. 2番目の画面では、製品の種類(スマートフォンやノートパソコン)を選択し、製品モデル名を入力するようにします。
3. これらの選択に基づいて、3番目の画面では、前の画面の入力値を参照する条件処理ルールを使用して、スマートフォンの色の選択やノートパソコンのプロセッサ構成など、関連するオプションを入力するようにします。
これにより、各入力処理を画面固有に保ちながら、プロセスを効率化できます。
さらに、画面の左下に「戻る」ボタンがあるため、ユーザーは異なる画面間をより簡単に移動することができます。
参考情報