【Zoho CRM】モチベーター機能に関するアップデートのお知らせ
Zoho CRMのモチベーター機能は、重要なビジネス指標と目標を追跡することで、チームの生産性を高めるように設計された革新的なツールです。
今回のアップデートにて、使いやすさを向上させ、チームやユーザーの管理機能を強化しました。
以下、詳細をご紹介いたします。
１．ディスプレイ用チャンネルのお知らせの追加
ディスプレイ用チャンネル機能に「お知らせ」セクションが追加されました。この機能により、チャンネルの放送に重要なメッセージを含めることができ、重要な更新や情報をよりダイナミックに共有することができます。重要な成果や緊急の指示など、表示されたメッセージにより、それらの情報を確実に認識できるようになります。
ディスプレイ用チャンネルのお知らせアイコンで、お知らせの編集や削除ができます。
２．有効／無効の分析
有効／無効の分析機能は、時間の経過とともに目標の進捗状況をモニタリングするために、目標機能に新たに追加されました。この機能により、目標をより正確に追跡することができるようになり、ユーザーは目標を予定通りに進捗させることができます。この機能により、目標の進捗状況に基づいて目標がフィルタリングされ、進捗が遅れているもの（進捗状況ー無効）や進捗が進んでいるもの（進捗状況ー有効）を特定することができます。この機能を利用することで、ユーザーは目標の達成を迅速に行うことができます。
たとえば、月単位で管理される「収益」目標があったとします。通常の収益にて、27,000ポイント／31日間を目指す場合、1日あたりの目標は約870.9ポイントです。10日目までに「順調に進捗する」ためには、累計で8,709.6ポイントを超えている必要があります。この10日目までに10,000ポイントを達成している場合には、目標の達成に余裕を持つことができ、「進捗状況ー有効」として分類されます。
一方、週単位で管理している「作成された見込み客」目標があったとします。営業チームが毎日3ポイントずつ獲得するとして、週間目標を21ポイントに設定します。この場合、4日目には12ポイントを獲得するのが理想的です。しかし、9ポイントしか獲得できていない場合、この目標は、「進捗状況ー無効」に分類されます。
３．各要素の個別更新オプション
このアップデートにより、ダッシュボード上の様々な要素を個別に更新できるようになり、常に最新の情報で作業できるようになりました。KPI、目標、ゲームなどの各要素は、ブラウザの更新オプションでページ全体を更新する代わりに、各要素個別の更新ボタンで更新できます。
４． 役職／テリトリー単位でのチーム作成
モチベーター機能におけるチーム作成が、簡素化され、大規模なチーム作成がより簡単にできるようになりました。手動でユーザーを選択するのではなく、役職やテリトリーを選択するだけで、それら役職やテリトリーに属するすべてのユーザーを一度に自動的に追加できるようになり、チーム作成がより効率的になりました。
５．組織の階層に基づく「ユーザー」ビュー
これまでは、KPI と目標の「ユーザー」フィルターには、組織内のすべてのユーザーとチームが表示されていました。この機能を改善し、「ユーザー」フィルタは、組織で設定されている内容に応じて、役職または上司の階層に基づいて表示されるようになりました。これにより、組織の役職階層にっあった、よりカスタマイズされたビューが提供されます。
- 「ユーザー」フィルター：ログインしているユーザーとその部下のみ表示されるようになりました。
- 「チーム」フィルター：同様に、ログインしているユーザーとその部下が所属するチームのみ表示されるようになりました。
６． 日付に関する表示期間（週、月）の追加
これまでは、KPIと目標の傾向表示は日単位に限られていました。今回のアップデートにて、四半期または1年の期間を持つ要素では、日、週、月など、異なる時間枠でデータを分析および評価できるようになりました。また、期間が1ヶ月の要素では、日または週単位でデータを確認できます。この詳細な表示期間は、KPI と目標の両方で設定可能です。
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