モチベーターは、目標を達成し、さまざまな指標に到達した際にポイントやバッジを付与することで、チームのモチベーションを高めるための優れたツールです。KPIの定義、売上目標の設定、ゲームの作成、ディスプレイ用チャンネルでの進捗状況の表示が可能です。
今回、モチベーター機能にいくつかのアップデートがありましたので、以下でその詳細をご紹介いたします。
役職に基づいた目標の表示
異なるユーザー、チーム、組織内で設定された目標に関するプライバシーの問題を考慮し、組織の役職の階層(上司など)に基づいて目標を表示するオプションを導入しました。
これまでは、組織内のどのユーザーでも目標の進捗状況を確認することができました。
今回のアップデートでは、役職別に目標を表示するオプションを有効にした場合には、組織の役職の階層に基づき、各ユーザーの表示権限に応じて目標を表示できるようになります。
例えば、ユーザーの目標は、特定のユーザーとそのユーザーの上司にのみ表示され、チームの目標は、特定のチームのメンバーとチームリーダーの上司、または役職の階層でより高い役職を持つ人にのみ表示されます。
ダッシュボードのUIと機能変更
ダッシュボード要素の並べ替え:
保存前に、編集画面でダッシュボード内の要素をドラッグすることで、必要に応じて、ダッシュボードの要素を並べ替えられるようになりました。
ダッシュボードエディター
ダッシュボード内の「編集する」をクリックすると、ダッシュボードグリッドビューに遷移するようになりました。この画面では、要素の追加、ダッシュボードの保存、ダッシュボードの編集のオプションがすべて利用できます。
ダッシュボードの新しい共有オプション
これまでは、ダッシュボードの表示範囲を、自分のみ、すべてのユーザー、または組織内の特定のユーザーのみに設定することができました。
今回の機能アップデートにより、ダッシュボードの表示範囲をカスタマイズして、個人ユーザーだけでなく、選択したグループ、役職、役割と部下との共有を設定できるようになりました。
KPI、目標、ゲームメニューのオプションの追加
KPI、目標、ゲームの3つの機能において、既存の編集・削除のオプションとともに、追加のオプションを用意しました。
例えば、KPIの場合、目標の設定、ゲームの作成、ダッシュボードへの追加、ディスプレイ用チャンネルへの追加などが可能です。目標やダッシュボードにも、以下のように同様のオプションが用意されています。
ディスプレイ用チャンネルでの変更点
ディスプレイ用チャンネルの編集画面で、チャンネル名の変更と表示時間の変更ができるようになりました。
今回の機能アップデートは、すべてのデータセンターのユーザーに適用されています。
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