この機能アップデートは、有料プランをご利用中のすべての組織に適用されています。
今回、キャンバス機能に、より効果的なデータの詳細画面をデザインするのに役立つカスタマイズ機能がいくつか追加されました。
キャンバス機能は、CRMの様々な部分をカスタマイズして、データをより良く整理したり、様々な権限に合わせてカスタマイズしたり、そして、ブランドと一貫性のある全く新しいデザインを作成することができるプラットフォームです。
今回の機能アップデート内容は以下の通りです。
- 関連リストの表のカスタマイズ
- サブタブの導入
以下、詳細をご紹介します。
関連リストの表のカスタマイズ
以前は、下の画像にあるように、関連リストの表は、静的な表のテンプレートかデータ一覧のテンプレートのどちらかしか選択できませんでした。
今回のアップデートでは、「カスタマイズ可能な表」オプションで、関連リストの表をカスタマイズできるようになりました。オプションには、表示項目の選択とスタイリングが含まれます。この機能では、行や列への色の追加、項目列のサイズの変更、行や列の追加/削除ができます。
これらの機能によって、行や列の区別や、より多くのデータを含む列の拡張、画像の追加が容易になります。
サブタブの導入
今回追加された新機能は、サブタブを作成するオプションです。
データの詳細ページに、カスタムタブに加えて、添付ファイル、未完了の/完了した活動、メモ、キャンペーン、ソーシャルなど、多数の要素を含むタブがあるとします。これらのタブがレイアウトされていることで、関連リストへの移動が容易になります。ただし、タブの数が多すぎる場合には、UIが乱雑になる可能性があります。
上記のような場合、これらの要素を同じテーマの複数のグループに分類します。例えば、未完了の活動、完了した活動、招待された予定、今後の処理を「活動」というグループにまとめます。同様に、他のグループに対しても作成します。このサブタブは、同時に展開することも、1つずつ展開することもできます。こうすることで、要素が整理されるだけでなく、見やすくなります。
作成したこれらのグループは「サブタブ」と呼ばれ、2つの処理のいずれかを実行できます。
展開(複数): これはデフォルトのオプションです。複数のサブタブを同時に開きたい場合、展開(複数)を選択することで開くことができます。このオプションでは、あるサブタブのサブメニューは他のサブタブをクリックしても折りたたまれません。
展開(単数): このオプションを選択すると、関連するサブメニューのみが展開または折りたたまれます。一つのサブタブを展開した後、別のサブタブをクリックした場合、次のサブタブが展開する前に、前のサブタブメニューが折りたたまれます。
サブタブの作成方法
表示要素セクションからキャンバスビューエディターに「タブ」を追加する場合、カスタムタブ、サブタブ、関連リストを追加するオプションがあります。
そのオプションの中から、「サブタブ」を選択します。
次に、サブタブの下に青いプラスボタンがあり、これをクリックすると、サブタブのテーマに該当する関連リストを追加することができます。先ほどの例のように、未完了の活動、完了した活動、招待された予定、今後の処理を「活動」というサブタブにまとめることができます。
以下の表は、その他のユースケースをまとめたものです。
参考情報