【Zoho Creator】Unix時間を日時に変換する手順

【Zoho Creator】Unix時間を日時形式に変換する手順


本ページでは、Unix時間を日時形式に変換する手順を説明します。


本ページは一般的なアドバイスおよびガイダンスを目的としています。
本ページの内容がすべての環境にて正常に動作することを保証しておりません。


概要

UNIX時間とは、コンピューター上での時刻表現方法の一つです。
「1970年1月1日午前0時(UTC)」からの経過秒数で表します。

例えば、「2021年3月8日午前0時」をUNIX時間で表すと、「1615129200」です。
つまり、「2021年3月8日午前0時」は、「1970年1月1日午前0時」から「1615129200」秒経過した時刻と表現できます。

他システムとの連携などで取得したUnix時間を、Zoho Creatorで日時形式に変換するための手順(Delugeスクリプト)は以下のとおりです。


手順(Delugeスクリプト)

  1. // 変数「targetTimeZone」にご希望のタイムゾーンを指定してください(指定方法はこちらを参照)。
  2. targetTimeZone = "Asia/Tokyo";

  3. // 以下、取得したUnix時間のデータ型が「数値型」「文字列型」の場合のスクリプトを記載します。
  4. // ◯「数値型」の場合
  5. unixTime = 1615129200;
  6. timeInUTC = "01-01-1970".toTime().addSeconds(unixTime).toTime("UTC");
  7. info timeInUTC.toLong().toTime("UTC",targetTimeZone); 

  8. // ◯「文字列型」の場合
  9. unixtTime = "1615129200";
  10. numUnixTime = unixtTime.toLong();
  11. timeInUTC = "01-01-1970".toTime().addSeconds(numUnixTime).toTime("UTC");
  12. info timeInUTC.toLong().toTime("UTC",targetTimeZone);


補足

  1. 日時形式からUnix時間に変換するためには、関数「unixEpoch」をご利用いただけます。
  2. Zoho Creatorにおけるタイムゾーンおよび日時形式の設定場所は以下です。




参照


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