アンケートに含まれる質問のうち、既に回答が分かっている場合に、あらかじめ回答が入力されたように表示させることができます。

例えば既にメールアドレスが分かっている顧客に対し、メールアドレスを入力する質問が含まれたアンケートを依頼する場合です。

メールアドレスが既に入力済みとして表示されれば、顧客は修正が必要でない限り入力を省いて次の質問に移ることができます。

この設定をするには「カスタム変数の設定」および「パラメーター付きアンケートURLの作成」が必要です。

アンケートの「作成する」タブ > 編集する > 詳細設定 > カスタム変数 をクリックします。

URLパラメーターとラベル名を入力し、質問の種類（テキスト、数値、メールアドレスなど）を選択して保存します。

次に、実際に回答をあらかじめ表示させたい質問の編集画面を開きます。

詳細設定 > 回答を事前入力 のチェックボックスにチェックを入れます。

「次から値を取得」のドロップダウンから「URLのパラメーター」を選択し、「パラメーター名」に先ほど設定したURLパラメーターを入力して保存します。

回答の事前入力の設定を確認するため、「公開」タブからアンケートを公開し「アンケートにアクセスする」ボタンをクリックします。

アンケートページのURLの最後尾に「?パラメーター名=値」を追加入力しEnterキーを押します。

事前入力を設定した項目に値が表示されるようになります。

となっています。

「メールアドレス」の項目に指定した値が表示されていることが分かります。

実際には、パラメーター付きアンケートURLをひとつひとつ作成し対象の顧客へ送信するのは現実的ではありません。

自動でパラメーター付きアンケートURLを作成し配信するには、以下の手順を行ってください。

アンケートの配信先となる連絡先リストをSurveyの指定フォーマットに沿って作成します。

（※xls、csv、またはカンマ区切りのテキスト）

この時、下のサンプル画像のように列の順序はメールアドレス、電話番号、名、姓、カスタム変数１、カスタム変数２・・・としてください。

上記で配信の準備ができました。

公開 > 配信 > メールアドレス > メールの作成 > 宛先 > 連絡先をインポートする をクリックします。

前述で作成したSurveyの指定フォーマットの連絡先リストをアップロードして追加します。

「送信する」ボタンをクリックすると配信が開始します。