【Zoho CRM】通話タブに関するアップデートのお知らせ:「通話外部ID」項目が追加されました。

【Zoho CRM】通話タブに関するアップデートのお知らせ:「通話外部ID」項目が追加されました。


電話連携を利用しているユーザー向けに、「通話外部ID」項目が追加されました。
以下、詳細をご紹介いたします。

「電話連携用の通話外部ID」とは

Zoho CRMの外部ID項目は、連携している外部のサードパーティシステムにおけるデータの参照IDを保持するものです。電話連携の場合、電話連携先ベンダーのシステムにおけるデータの参照IDは、通話外部ID(callrefID/Call ID/ Call UUIDとも呼ばれる)となります。

今回の機能アップデートにてで、「通話外部ID」広告がシステム定義の項目として追加され、電話システムと連携すると、通話タブのレイアウトに自動的に追加されるようになりました。

「電話連携用の通話外部ID」の使用方法について

電話システムとCRMを連携すると、Zoho CRMのデータIDではなく、通話外部ID項目の値を利用してデータを作成、更新、削除することができます。これは、特に大量のデータを扱う場合に役立ち、1データにつき2つの別々のIDを必要としないため、処理が合理化されます。


  1. 連携とデータ同期に関しては、データIDの代わりに通話外部ID項目を利用してデータを更新することは、適切なデータ同期を保証する簡単なソリューションとなりえます。電話システムで記録された通話後の作業を、電話システムのデータの参照IDを使用してCRMに簡単に追加することができます。
  2. 通話外部ID項目があることで、CRMのデータIDではなく、電話システムのデータの参照IDを使用して特定のデータを検索することができます。

留意点
  1. 通話外部ID項目は、電話システムと連携し、少なくとも1回の通話を行った場合にのみ、通話タブのレイアウト編集画面のみで利用可能になります。
  2. すでに電話連携している既存のアカウントでは、この項目は自動的に利用できます。
  3. 通話外部ID項目に対する権限を設定できますが、この項目は電話システムのシステムから生成された値を持つため、表示と編集の権限は利用できません。必要に応じて、特定の権限に表示しないようにすることができます。
  4. 通話外部ID項目は、手動で設定する外部ID項目とは異なり、項目名や文字数の変更、通常の1行項目としての設定、外部項目の種類をユーザーから組織への変更などはできません。


この機能アップデートは、US, IN, AU のデータセンタ―の組織で段階的に適用されます。(2023年3月31日現在)








      • Related Articles

      • 【Zoho CRM】通話タブに関するアップデートのお知らせ:「音声の録音」項目が追加されました。

        今回は、通話タブに関するアップデートがございました。 ご存知のように、Zoho CRMの通話タブでは、組織内のすべての種類の通話(発信、受信、未対応)を管理することができます。また、通話を予約したり、完了した通話を記録することもできます。これにより、すべての通話対応を簡単に確認することができます。 今回、音声の録音のURLを入力するための新しい項目を導入しました。 以下、詳細をご紹介いたします。 「音声の録音」項目 ...
      • 【Zoho CRM】通話タブに関するアップデートのお知らせ:通話データをインポートできるようになりました。

        この機能アップデートは、すべてのユーザーに対し適用されています。 今回のアップデートにて、通話タブにデータをインポートできるようになりました。 これにより、個別に通話データを作成/更新する代わりに、多数の通話データを作成/更新することができます。 関連情報 通話の記録(通話データの作成)
      • 【Zoho CRM】 見積書/請求書「税」の設定

        税は手動で追加する必要がございます。 商品情報書類には税を入力する箇所が2つあります。 小計前そして小計後2箇所とも税 を適用できます。 (重複設定にご注意ください。) 但し、どちらにも税を適用すると二重に税が適用します。 その為、必要でない場合はどちらか一つにのみ入力してください。 例えば、小計前の税の適用を外し、 下記画像のように小計後の税項目にて税を適用すると税を表示できます。
      • 【Zoho Sign】Zoho CRMとZoho Sign連携の設定

        Zoho CRMとZoho Sign連携 Zoho SignとZoho CRMは連携可能です。 Zoho CRMのZoho Sign拡張機能を使用すると、CRMに保存されている連絡先に、署名文書を直接送信できます。Zoho CRMの差し込み文書や会計テンプレートにも適用され、テンプレートから電子署名文書を送信できます。 例:会社の営業担当者がで署名のために同じ契約を異なる取引先に送信したい場合、名前、住所、添付ファイル、金額が異なる場合、差し込み印刷と在庫テンプレートの連携でスムーズ化します。 ...
      • 【Zoho CRM】Card Scannerアプリで名刺データをZoho CRMに取り込む方法

        2019.07 時点の画像です 手順をご案内します。 事前にZoho製品との同期と追加言語の設定を行ってください。 カメラアプリの起動時に、右下の歯車マークをタップしていただくことで、ご自身のアカウント名の表示がされているか、また追加言語設定が完了しているか確認ができます。 1)Card Scannerアプリを起動し、「スキャンを開始する」をタップしてください 2)カメラへのアクセスを許可して、名刺を撮影してください 3)名刺のデータが自動で解析されます ...

      Zoho Community

      Zoho ユーザーが集うオンラインフォーラムでは、サービスの使いこなしに関する活発な議論や情報交換が行われています。