【Zoho CRM】通話タブに関するアップデートのお知らせ:「通話外部ID」項目が追加されました。

この機能アップデートは、US(米国), IN(インド), AU(オーストラリア)のデータセンタ―に属する組織に対して適用されています。(2023年3月31日時点)
電話連携を利用しているユーザー向けに、「通話外部ID」項目が追加されました。
以下、詳細をご紹介いたします。
「電話連携用の通話外部ID」とは
Zoho CRMの外部ID項目は、連携している外部のサードパーティシステムにおけるデータの参照IDを保持するものです。電話連携の場合、電話連携先ベンダーのシステムにおけるデータの参照IDは、通話外部ID(callrefID/Call ID/ Call UUIDとも呼ばれる)となります。
今回の機能アップデートにてで、「通話外部ID」広告がシステム定義の項目として追加され、電話システムと連携すると、通話タブのレイアウトに自動的に追加されるようになりました。
電話システムとCRMを連携すると、Zoho CRMのデータIDではなく、通話外部ID項目の値を利用してデータを作成、更新、削除することができます。これは、特に大量のデータを扱う場合に役立ち、1データにつき2つの別々のIDを必要としないため、処理が合理化されます。
- 連携とデータ同期に関しては、データIDの代わりに通話外部ID項目を利用してデータを更新することは、適切なデータ同期を保証する簡単なソリューションとなりえます。電話システムで記録された通話後の作業を、電話システムのデータの参照IDを使用してCRMに簡単に追加することができます。
- 通話外部ID項目があることで、CRMのデータIDではなく、電話システムのデータの参照IDを使用して特定のデータを検索することができます。
留意点
- 通話外部ID項目は、電話システムと連携し、少なくとも1回の通話を行った場合にのみ、通話タブのレイアウト編集画面のみで利用可能になります。
- すでに電話連携している既存のアカウントでは、この項目は自動的に利用できます。
- 通話外部ID項目に対する権限を設定できますが、この項目は電話システムのシステムから生成された値を持つため、表示と編集の権限は利用できません。必要に応じて、特定の権限に表示しないようにすることができます。

- 通話外部ID項目は、手動で設定する外部ID項目とは異なり、項目名や文字数の変更、通常の1行項目としての設定、外部項目の種類をユーザーから組織への変更などはできません。
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