【Zoho CRM】集計項目に関するアップデートのお知らせ
今回ご紹介する機能アップデートは、
- JP(日本), US(アメリカ), EU(ヨーロッパ), AU(オーストラリア), CA(カナダ), SA(サウジアラビア), CN(中国), IN(インド)データセンターに属する組織
- エンタープライズプラン、アルティメットプランをお使いの組織
に適用されています。(2025年3月時点)
Zoho CRMにおいて集計項目は、関連するレコードのデータを要約するために不可欠なツールです。
以前は、総案件数、取引先ごとの収益、損失案件収益、最大営業サイクル期間などの指標を追跡するために、事前に用意された標準のサマリー機能のみが利用可能でした。
しかし、一般的な指標だけでなく、ビジネス・ロジックやクライアントのニーズに特化した、よりカスタマイズされたインサイトが必要な場合もあります。
新しくなった集計項目により、各業界固有の要件を反映したサマリーを作成できるようになりました。
この機能強化により、よりカスタマイズされたデータビューが可能になり、ユーザーは単一のルックアップ関係を介して作成された関連リストから任意の項目(整数または日付項目)を要約することができます。
新しい集計項目の作成フロー:
[新しい項目]から集計項目をドラッグして追加すると、新しい集計のプロパティポップアップが表示され、要件に基づいて項目を設定する必要があります。
1. 集計関連タブ: データを要約したい関連タブを選択し、独自の集計項目を作成するか、標準の集計項目を使用するかを選択できます。
- [独自の集計項目を作成する]を選択すると、ニーズに応じて関数、項目、条件をカスタマイズできます。
- [標準の集計項目を選択する]を選択すると、ロールアップ・サマリー・フィールド・ドロップダウンで利用可能な標準の集計項目から選択できます。旧集計項目ギャラリーは利用できなくなりますのでご注意ください。
データを要約したい関連タブを選択し、独自の集計項目を作成するか、Zoho CRMの標準の集計項目を使用するかを選択できます。
2. 関数:独自の集計項目には様々な関数があり、チームはデータをビジネス目標に合わせることができます。使用できる関数は、選択した集計関連タブによって異なります。
- 数値データを要約するには、合計、平均、最大、最小を使用できます。
- 日付関連のデータを要約するには、最早、最遅、最近、今後を使用できます。
3. 集計項目:選択された関数に基づいて、その関数に関連するシステム定義項目(デフォルト項目)とカスタム項目のみが選択可能になります。
4. 条件を追加する: 集計項目に条件を追加して、ビジネス・ニーズに最も関連性の高いデータのみをフィルタリングおよび集計することができます。
条件がない場合、集計項目は関連するすべてのデータを計算するため、結果が乱雑になったり、意味が薄れたりする可能性があります。
- 集計項目は、タスク、通話、予定、予約を除くすべてのタブで利用できます。
- エンタープライズプランではタブごとに最大10個、アルティメットプランでは最大15個の集計項目を作成できます。
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