Q.
弊社ではA、B、Cといったように複数のビジネスモデルがあります。
各ビジネスモデルごとに、商談タブにて扱いたい項目・ステータス等が異なっており、
Aビジネスのデータは、Bビジネスの担当ユーザーが閲覧できない等、
担当ビジネス外のユーザーには、他のビジネスに関するデータを閲覧できないようにしたいです。
その場合、どのように効率よくデータの管理を行えばよいでしょうか?
A.
1)各ビジネスに合わせたレイアウト作成
まず初めに、各ビジネスに合わせ、商談のレイアウトを作成します。(今回のケースでは3つ作成します。)
「レイアウトと種類の割り当て」より、デフォルトで表示されるレイアウトを権限ごとに指定できますので、
作成した3つのレイアウトを、それぞれに対応した権限に割り当てていただければと存じます。
2)データの閲覧の制御
続いて、役職設定にてデータの閲覧権限を区切っていきます。
デフォルトでは、自分が担当者のデータもしくは部下のデータのみ閲覧できる設定でございます。
例)
以下のような役職設定の場合、Aビジネスマネージャー役職のユーザーは、
自分が担当者のデータとAビジネス1Gメンバーのデータのみ閲覧できます
続いて、データ共有設定にて、共有ルールを設定していただき、
役職間で閲覧対象データを指定・制御していただければ存じます。
・組織の標準権限の設定では、標準のアクセス権限を非公開に設定します。
(このアクセス権限が組織内共有に設定されていますと、役職の階層に関係なくすべてのユーザーがすべてのデータを閲覧することができます。)
・ 組織の標準権限の設定の下の共有ルールセクションにて、役職間のデータ共有ルールを作成します。
例)以下のように設定した場合、
Bマネージャー役職のユーザーとその部下が、Aマネージャーとその部下のデータを表示/編集/削除することができます。
(※その役職と、その役職の下の階層にあたる役職を対象とする場合には、「役職と部下」を使用します。
一方、対象として役職のみを指定したい場合には、「役職」を使用します。)
組織のデータ閲覧/共有の範囲に応じて、役職間のデータ共有設定を行っていただければと存じます。
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