ボットクリックとは、人間ではなく自動化されたソフトウェアによって行われる行為のことです。これらのプログラムは通常、ウイルスや悪意のあるリンクのチェックなど、セキュリティ目的でメールをスキャンします。その結果、ボットクリックによって、実際には誰もメールに触れていないにもかかわらず、1人の連絡先から複数のクリックがあったという誤ったエンゲージメント指標が作成される可能性があります。
ボットフィルタリングが重要な理由
メールキャンペーンにおけるボットによる開封やクリックは、不正確なキャンペーンパフォーマンス指標につながります。この問題に対処するために、ボットフィルタリング機能により、ユーザーはキャンペーンレポートからボットによる操作を除外することができます。
オン/オフの切り替え:設定 > 一般セクションの切り替えスイッチで、ボットフィルタリングを簡単に有効または無効にできます。
正確なレポート:有効にすると、ボットフィルタリングは自動的にキャンペーンレポートからボットによる開封やクリックを除外し、受信者のエンゲージメントをより明確に把握できるようにします。
透明性:キャンペーンレポートには、ボットフィルタリングが有効になっているかどうかをお知らせする視覚的なインジケーターが表示され、データ分析の透明性を確保します。
初期設定:
デフォルトでは、ボットフィルタリングはオフになっており、ボットによるものも含めて、すべての開封とクリックがレポートに含まれます。設定からオンにすることもできます。
Zoho Campaignsでボットフィルタリングオプションを有効にする方法について説明します。
ステップ1:ボットフィルタリングオプション
設定 > 一般の下にある「ボットフィルター」リンクをクリックします。
ステップ 2: ボットフィルタリングオプションの切り替え
ボットフィルターの設定で、ボットフィルタリングの切り替えをオンにして、この機能を有効にします。
ステップ 3:有効化の確認ポップアップ画面
このオプションを有効にすると、確認のポップアップ画面が表示されます。「続ける」をクリックしてこの機能を有効にすると、今後実施するすべてのキャンペーンに適用されます。
ステップ 4:オプションの有効化/無効化
フィルタを有効にする:ボットフィルター設定が有効になっている場合、ボットによる開封/クリックはすべてメールキャンペーンレポートおよび総合レポートから除外されます。
フィルタを無効にする:ボットフィルター設定が無効になっている場合、ボットによる開封/クリックはすべてメールキャンペーンレポートおよび総合レポートに含まれます。
キャンペーンレポートで確認する方法は次のとおりです。
ボットフィルター設定が有効になっている場合
ステップ5:ボットフィルタリングを無効化する際のポップアップ確認
ボットフィルタリングを無効にすると、ポップアップが表示されます。
本アップデートに関してご質問やご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
*本投稿は、Zoho Campaigns のオンラインフォーラムへ投稿された内容を日本語訳したものです。原文はこちら