この機能アップデートは、すべてのユーザーに対し適用されています。
リードを獲得するためにWebフォームを活用している場面は多くありますが、送信されたフォームデータのすべてに手作業でフォローアップを行うのは時間がかかり、機会を逃す結果になりかねません。
そのため、フォローアッププロセスを自動化し、効率を向上させて、機会損失を防ぐために、自動返信ルール機能を開発しました。
今回の機能アップデートにより、複数の自動返信ルールを同時に有効化することで、各タブに関連付けられた様々なWebフォーム独自の返信を設定することができるようになりました。これにより、問い合わせやフォーム送信の処理が効率化され、全体的な顧客体験が向上します。
以前は、1つのタブにつき有効化できる自動返信ルールは 1件だけでした。
現在は、タブごとに複数の自動返信ルールを作成/有効化して、Webフォームそれぞれにカスタマイズされた自動返信を設定することができます。
また、UI も改善され、ルールの作成プロセスがよりシンプルで効率的になり、並び替えのプロセスがよりわかりやすくなりました。
今回の機能アップデートについて、以下詳細をご紹介します。
複数の自動返信ルールの作成と有効化
以前:
タブごとに 1件の自動返信ルールのみが有効化でき、その有効なルールだけがそのタブのWebフォームに関連付けできました。
例えば、見込み客タブに、見込み客問い合わせフォームと顧客登録フォームの 2 つのフォームがあるとします。問い合わせや新規顧客登録に対するフォローアップを自動化するために、見込み客タブの自動返信ルールを 1 件有効化します。
この場合、有効化した自動返信ルールは、見込み客タブに関連する両方のWebフォームに適用されます。そのため、問い合わせと顧客登録の両方に対応できるような汎用的な返信内容を設定する必要があります。
今回の機能アップデート後:
複数の自動返信ルールを作成して有効化し、同タブに関連付けられた異なるWebフォームに自動返信を設定することができるようになりました。つまり、特定のタブ内の複数のWebフォームそれぞれに独自の自動返信ルールを設定することができます。
先述の見込み客タブの例で考えてみましょう。
各Webフォームに対して、2つの異なる自動返信ルール(問い合わせWebフォーム用ルールと顧客登録Webフォーム用ルール)を作成し、同時に有効にすることができます。問い合わせ用の自動返信ルールでは、問い合わせを送信した顧客にお礼の返信を送信し、顧客登録用の自動返信ルールでは、イベントに登録した新規ユーザーにウェルカムメッセージを送信することができます。
これにより、お客様に適切な返答を確実に行い、顧客との関係を向上させることができます。
自動返信ルールの作成・条件並び替え時のUI改善
自動返信ルールの作成時のUI改善
以前:
最初にタブを選択し、自動返信ルールの名前を設定し保存してから、以下のようにルールの条件を指定して有効化する必要がありました。
今回の機能アップデート後:
新しいルール作成フローでは、ルールを有効化するために、ルール名の設定、タブの選択、条件の指定、ルールの保存をすべて一度に行うことができます。これにより、設定時間の節約とユーザーエクスペリエンスの向上に役立ちます。
自動返信ルール内の条件並び替え時のUI改善
以前:
条件を並べ替えるには、「並び替える」ボタンをクリックし、以下のように、各ルール条件の適用順番を示す数字を入力する必要がありました。
今回の機能アップデート後:
各自動返信ルールの編集画面に「条件の並べ替え」リンクが設置されました。
この「条件の並べ替え」リンクから、以下のように条件を適切な位置にドラッグ&ドロップすることで、条件の並び替えができるようになりました。
参考情報