【Zoho CRM】キオスク機能に関するアップデートのお知らせ:ブループリントの遷移設定にキオスクを関連付けできるようになりました。
このアップデートは、すべてのユーザーに対し適用されています。
ブループリント機能は、ビジネスプロセスを実行するための構造化された体系的なアプローチを提供し、キオスクを使用して、定義されたプロセス内でCRMデータを取得、収集、および処理を実行するためのカスタム機能を構築することができます。この2つの機能を組み合わせてビジネスプロセスを実行できるとしたらどうでしょうか?
今回の機能アップデートで、ブループリントの「遷移」設定で、キオスクを必須の処理として追加できるようになりました。これにより、プロセスの実行とデータ収集により合理的なアプローチを作成できます。
例えば、以下のシナリオを考えてみましょう。
あなたは個人ローン、住宅ローン、自動車ローンを扱う金融機関の営業マネージャーです。今回、営業担当者がローン申請プロセスのさまざまな段階を通じて、顧客対応をする際に使用するブループリントを設定しました。
このブループリントでは、顧客は4つのステージを経ることになります。
- 申込書の提出 - 営業担当者は顧客が提出したローン申込書にアクセスします。
- 書類の確認 - 営業担当者が提出された書類を確認します。
- 法的確認 - 営業担当者は顧客の信用履歴、既存のローン、クレジットスコアなどを確認します。
- 承認処理 - 上記のプロセスに基づき、営業担当者はローン申請を承認または却下する。
今回、営業マネージャーとして、ブループリントを通過する顧客の情報を収集することを計画しています。
そのため、営業担当者にローンを申し込む顧客の連絡先名、電話番号、メールアドレスを入力させるための、「ローン申し込み」というキオスクを作成しました。
今回の機能アップデートにより、「申込書の提出」ステージの「遷移中」の処理を設定する際に、作成した「ローン申し込み」キオスクを必須として設定できるようになりました。
これにより、営業担当者が必要な連絡先情報を確実に収集できるようになり、その結果、営業マネージャーとして、リードの育成、追加の金融商品のクロスセルなどが可能になります。
上記の機能アップデートに加えて、いくつかの細微なアップデートを行いました。
複数の場所でのキオスク公開
キオスクの編集画面から、直接CRMの様々な箇所ににキオスクを関連付けることができます。また、ここでキオスクを関連付けた場所を確認することができます。
データの詳細画面へのキオスク追加
連絡先や見込み客のデータ詳細画面にキオスクを追加できるようになりました。
キオスク作成上限数の追加
お使いのCRMのプランに基づいて、作成できるキオスクの上限数が追加されました。
CRMのプラン | キオスクの作成上限数 |
エンタープライズプラン | 25 |
アルティメットプラン | 50 |
Zoho CRM Plusプラン | 50 |
Zoho Oneプラン | 25 |
参考情報
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