今回紹介する機能アップデートは、
・エンタープライズプラン、アルティメットプラン
・すべてのデータセンター
で利用可能です。(2024年5月10日現在)
キオスク機能に、いくつかの便利な機能が追加されました。
[データ取得]で子タブのデータを簡単に取得する
たとえば、見込み客に関連付いているすべての通話データを取得したいとします。
これまでは、以下の手順を実行する必要がありました。
1. 親のデータを取得するために[データ取得]を作成します。
2. 通話タブ用に新しい[データ取得]を作成します。
3. 2つのタブを関連付けているルックアップ項目を検索するための照合条件を設定します。
このプロセスが簡素化されました。
[データの取得元]のドロップダウンリストから子タブを選択し、親のデータを選択して、必要なすべてのデータを取得可能となりました。
キオスクをキャンバスのデータ詳細画面に直接配置する
以前は、カスタムボタンを使用することでキャンバスのデータ詳細画面からキオスクにアクセスできました。
現在は、キャンバスの設計画面で、キャンバスの画面にキオスクをドラッグアンドドロップで配置できます。
これらのキオスクには、組織内のユーザーが直接アクセスできます。
キオスク画面内にZia分析の要素を表示する
Zia は、データ内のさまざまな要素を通じて価値ある分析を提供します。
画面にZia分析の要素を追加することで、これらの分析をキオスクのユーザーと共有できるようになりました。
現在、以下のZia分析の要素がサポートされています。
- 項目値の予測
- 競合他社への言及
- 解約予測
- 次の最適な顧客対応の提案
- Ziaスコア
- レコメンド
- 類似データのレコメンド
- 最適な時間帯
キオスク機能に関する今後のアップデート予定
- キオスクの画面で、パーセント、URL、小数の項目を選択できるようにします。
- 予定の作成、通話の作成、変換などの処理を追加できるようにします。
- 項目の更新処理で、差し込み項目を使えるようにします。つまり、CRM内の任意の項目を、キオスクの値(キオスクの画面、CRMの項目どちらからでも)で更新できるようにします。
- キオスクの画面に個別の表示タイトルをつけられるようにし、タイトルには差し込み項目も含められるようにします。
- キオスクを、ブループリントの遷移中に挿入することができるようにします。
- キオスク作成画面内から複数の場所にキオスクをすばやく公開したり、キオスクの配置場所を表示したりすることもできるようにします。
- 外部アプリケーションからデータをキオスクに取り込むことができるようにします。
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