【Zoho Accounts】データセンター移行の概要

【Zoho Accounts】データセンター移行の概要

データセンター(DC)の移行とは?

Zohoでは、ユーザーのアカウントに関するデータ保存にデータセンター(DC)を使用しています。


ユーザーのアカウントの全データは、ユーザーが使用するZohoサービスに関連するデータとともに、当社のデータセンターのいずれかに保存されます。

組織の招待をで登録したユーザー、または何らかの方法で組織に追加されたユーザーアカウントは、その組織が存在するデータセンターに保存されます。
個人アカウントや組織全体(管理者の場合)を、現在のDCから別のDCに移行したい場合もあります。このような場合、ご要望に応じて、現在のDCから必要なDCにデータを移行します。

データセンター(DC)移行を依頼するには?

お客様のアカウントを新DCに移行するには、migrations@zohoaccounts.com、お客様のご要件を記載したメールを送信する必要があります。
移行を依頼できるユーザーは以下の通りです。

ユーザー種類
移行できる内容
個人のZohoユーザー
  1. ユーザーのアカウントデータ
  2. 管理者権限であるZohoアプリに関連するデータ。
Zoho組織の一般ユーザー
  • 単独依頼ではデータ移行はできません。
Zoho組織の所有者
  1. 組織内に存在するすべてのユーザーのアカウントデータ。
  2. 管理者権限であるZohoアプリに関連するデータ。

移行後のアカウントのクリーンアップ

移行作業完了後「アカウントクリーンアップ」の作業を行います。

移行が完了した直後、お客様の旧アカウント(旧DC)は無効化されます。旧アカウントが無効化されてから14日後、当社は旧アカウントを閉鎖し、そのアカウントに関連するすべてのデータを削除する権利を有します。

この14日間の間に、一部のデータが移行されていないことが判明した場合、ご要望に応じて旧アカウントを有効化してアクセス権を付与し、不足しているデータを手動でエクスポートできます。また、お客様の側で不足データがなくなったという確認が取れるまで、クリーンアップ処理を保留させていただきます。

データセンター移行プロセス

A. 本社の移行チームは、お客様の移行依頼を受けると以下のことを行います。

  1. お客様から必要な情報を収集します。(対象のZohoサービス、課金状況など)。
  2. 収集した詳細情報とご要件を分析し、移行の実現可能性と制限事項がある場合は、その旨ご連絡します。(注:一部のZohoサービスは現在移行をサポートしておりませんので、この段階でお伝えします。)
  3. お客様から移行を進めるための確認を得ます。
  4. 確認後、データセンター移行を開始します。
Notes
注意事項
現在、一部のZohoアプリと詳細設定は移行をサポートしておりません。
一方、サポートされていないアプリにデータを手動でエクスポートする機能がある場合、移行前にアプリのデータをエクスポートできます。移行チームから詳細をご連絡いたします。

移行が開始された後はアプリにアクセスせず、新しいデータを追加しないでください。新しいデータが追加された場合、それらは移行されません。その場合も、後に手動での入力/インポートが必要となります。

B. データセンター移行が開始された後(移行時)

アカウントとZohoサービスのデータは、旧DCからエクスポートされ、新DCのアカウントにインポートされます。
インポート後に新DCアカウントに必要なデータがすべてインポートされているかどうかを確認していただきます。

すべてのデータがインポートされたことが確認された時点で移行処理を完了します。なお、弊社がフォローアップ(移行後2週間)してもお客様側で確認が取れない場合は、移行の変更を元に戻します。

C. データセンター移行が完了した後

旧DCのアカウントは無効化されアクセスできなくなります。
(移行に問題があり、さらなるエクスポートが必要な場合を除く)。
旧DCに存在するお客様のアカウントと関連するすべてのサービスデータは、14日後に削除されます。

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