この機能アップデートは、現在、以下のCRM組織に対して適用されています。
- 無料、スタンダード、プロフェッショナル、エンタープライズプラン
- JP(日本)、AU(オーストラリア)、CN(中国)データセンター
上記以外のCRM組織に対しては順次適用予定です。(2025年12月25日時点)
今回、Zoho CRMでは、ルックアップ項目の連動項目を使用したデータのより詳細なフィルタリングが可能になり、データ管理体験が大幅に強化されました。
このルックアップ先タブの項目に基づくフィルタリング機能は、詳細フィルターとカスタムビューで利用可能です。この機能により、データベースをより詳細に検索し、CRMタスクを効率的に実行するために必要な情報を正確に取得できます。
以下のシナリオを考えてみましょう:
- 関連する取引先の業種や年間収益に基づいて顧客を絞り込み、ターゲットを絞ったメールキャンペーンを送信したい場合
- 発注前に、関連する仕入先の評価に基づいて製品リストを抽出したい場合
- 保険会社では、関連する保険契約タブに保存されている契約期間や保険料額に基づいて契約者をフィルタリングする必要がある場合
これらの場合において、主要なフィルタリング項目は異なる(関連する)タブに存在します。
今回、ルックアップ先の項目に基づく、タブを横断したフィルタリングにより、ルックアップ項目が設置されたタブ内で上記のようなデータ検索が直接できるようになりました。
ルックアップ先の項目は、あらゆるタブの「詳細フィルター」および「カスタムビュー」の条件セクションに表示されるようになりました。これにより、ルックアップ項目が設置されたタブ内の項目とルックアップ先タブの項目を組み合わせてデータ一覧を絞り込めます。データの一覧を抽出後、マクロの実行、一括メール送信、項目の更新など、データに対する様々なCRM機能を実行できます。
今回の新機能によるユースケースの具体例は以下の通りです。
- 連絡先タブで、関連付けられた取引先の業種(例:IT業界)に基づいて顧客をフィルタリングする。

- 5つ星評価の仕入先に関連する製品のカスタムビューを作成する。

- 保険期間が5年かつ年間保険料が20,000インドルピーを超える保険契約者を抽出する。

注意事項
- フィルターでは最大3つのルックアップ項目を使用できます。この数には関連タブの項目とサブフォームの項目も含まれます。
- データのフィルタリング時、ルックアップ先のタブから最大5つの項目を追加できます。
さらに、ルックアップ項目におけるデータ名の検索欄がドロップダウン形式に変更されました。
これにより、検索時に直接データを選択できるようになり、入力による検索が不要になりました。
参考情報
以前の機能アップデートでは、関連する商談に基づく連絡先のフィルタリングを既に可能としていましたが、今回のアップデートではさらに一歩進んでおり、関連付けされた取引先の項目を使用して連絡先をフィルタリングできるようになりました。
これにより、タブ間を移動することなく、より深く正確な方法でデータを絞り込むことが可能になります。
今回の機能アップデートに関する該当動画(英語)は、こちらをご確認ください。