SNSでは様々なやりとりが行われており、その内容にはあなたの会社や、業界、競合相手や、製品に関することが含まれていることがあります。
ただ、これらのやりとりに気づかなければ、商談のチャンスやサービスの改善に活かすことはできません。
最近では、あなたの組織や会社についてSNSでやりとりされることがあります。そのためSNSの管理ツールを使うことは重要です。しかし、全てのやりとりを見つけ、返事をすることは難しいかと思います。
この問題を解決するためにZoho Socialのモニター機能があります。SNSでのやりとりを見つけやすくし、返事をし、やりとりを行い続けることをサポートします。
一箇所でモニタリングを行う
モニタータブは、SNSのやりとりを見やすくします。あなたの組織や会社や製品、ブランドに興味を持っている人を表示することができます。そして、会話、学習、参加、支援、共同作業の機会を見つけるのに役立ちます。
用途に応じて、複数の列を追加することができます。それぞれの列ごとにSNSでやりとりされている内容を素早く表示することができます。それぞれの列では、あなたが必要なやりとりが表示され、そのやりとりに対していいねをつけたり、返信をしたり、リツイートしたりシェアしたりすることができます。
保存した列は画面を開いた段階での最新の投稿を表示します。追加の投稿があると、オレンジ色のアイコンが表示され、クリックすると最新のやりとりが読み込まれます。
列の種類
Zoho Socialには複数の種類の列があります。SNSごとに活動をモニタリングすることができます。
SNSごとのモニタリングできる活動の種類は下記です。
Google My Business
Facebook Page
Twitter
- メンション
- タイムライン
- いいね
- キーワードの検索
- ユーザーの検索
- リスト
Google+ Page
LinkedInとInstagramの列は追加することができません。これはSNS側の仕様のためです。
新しい列の追加
SNSでの特定ユーザーの発言や、ハッシュタグやキーワードを追跡するために列を追加しましょう。最初にサインインした時、下記の列がデフォルトで用意されています。
- Facebookの訪問者の投稿(Facebookページと連携した場合)
- Twitterのメンション(Twitterと連携した場合)
- 見込み客・連絡先(Zoho CMRと連携した場合)
- レビュー(Googleマイビジネスと連携した場合)
上記の列は、削除したり変更することができます。上記の列だけでなく、新しく列を追加することもできます。
新しく列を追加する方法
- モニタータブをクリックします。一つのSNSアカウントとのみ連携している場合は、そのSNSアカウントに関連している列のみ追加できます。
- 右下のプラスボタンをクリックしてください。
- 表示されたパネルから、任意の列を選択して下さい。例えば、特定のユーザーや、特定のキーワードをもとに表示することができます。
- キーワードの検索で、列を追加した場合、そのキーワードが含まれるやりとりが表示されます。連携しているアカウントへメンションされていなくても表示されます。
- 保存ボタンを押して下さい。
列を更新する場合は、更新したい列にマウスを乗せ、上部に表示される更新マークをクリックして下さい。
モニターの設定が完了すると、フィードバックや商談の機会を見つけやすくなるでしょう。メンションでやりとりが見つからなかった場合は、キーワードの検索を利用したり、条件を変えて有益な情報を取得しましょう。競合やインフルエンサーであるユーザーをモニタリングするのも一つの手です。
キーワード検索をする場合は、ブランド名や製品名、企業名や業界の名前などで行えます。業界動向を理解するのに役立つでしょう。下記が使用例です。
キーワードの検索 - ブランド名 (@はつけない)、 企業名、製品名
ユーザー名 - 競合、インフルエンサー
ページの検索 - 競合のページ、インフルエンサーのページ