【Zoho CRM】売上予測機能に関するアップデートのお知らせ:売上予測モデルが選択できるようになりました。

【Zoho CRM】売上予測機能に関するアップデートのお知らせ:売上予測モデルが選択できるようになりました。


この機能アップデートは、スタンダードプラン以上のプランをお使いのすべてのユーザーに適用されています。

Zoho CRMの売上予測の種類として、「トップダウン(上から)」もしくは「ボトムアップ(下から)」オプションを選択できるようになりました。

以前はすべての売上予測が「トップダウン」モデルに従っていたため、このオプションを設定することができませんでした。

以下、今回のアップデート詳細をご紹介いたします。


企業はそれぞれのニーズとプロセスに基づき、「トップダウン(上から)」もしくは「ボトムアップ(下から)」のどちらかのアプローチで売上予測を行います。

「トップダウン(上から)」形式の売上予測では、少数のマネージャーグループまたは売上予測チームによって、ビジネス全体の目標を設定します。この目標は、異なる役職、テリトリー、管理者、ユーザーに分割されます。
Zoho CRMでは、上位の階層の管理者やユーザーが全体的な目標を設定し、全体的な目標を分割した下位の階層のユーザーの目標を設定します。

「ボトムアップ(下から)」形式の売上予測では、下位の階層のユーザー自身が目標を設定します。この設定された目標は、マネジャーや売上予測チームによって承認、却下、修正されたりします。承認された目標は、異なる役職、テリトリー、管理者、組織全体の目標に集約されます。

このような方法で目標を設定するオプションが、Zoho CRMの売上予測で利用可能になりました。下位の階層のユーザーは目標を設定し、売上予測の管理者や管理者に承認してもらうことができます。

ニーズに応じて、企業はこれら2つのモデルのいずれかを選択することができます。


「ボトムアップ」形式の売上予測の設定方法
  1. 売上予測の設定編集画面で予測の種類を選択
    選択した売上予測の種類は全ての売上予測に適用されますのでご注意ください。「ボトムアップ(下から)」形式を選択した場合、完了した売上予測は全てアーカイブされ、進行中の売上予測は全て削除されます。


  2. 目標の設定をユーザーに通知
    ユーザーは、自分自身の目標を設定できるようになります。管理者や売上予測の管理者は、この目標設定のタスクを簡単にメールで通知することができます。また、ユーザーが目標を設定していない場合、通知を再送信することもできます。

  3. 目標の送信
    ユーザーが目標を設定する際には、進行中の商談やZiaの提案する目標など、商談に関連するあらゆる情報を活用することができます。送信した目標はいつでも修正できますが、承認された目標のみが売上予測に含まれます。

  4. 送信された目標の承認/却下
    管理者はすべてのユーザーの目標を承認または却下できます。売上予測の管理者は、設定された階層(役職、テリトリー、または直属の上司)に基づいて、ユーザーが送信した目標を承認または却下できます。


  5. 送信された目標の一括承認/却下
    管理者は、複数ユーザーの目標の承認/却下を簡単に行うために、一括で承認または却下することができます。

  6. 目標の送信のロック
    適切な期間が経過した後、更なる変更を避けるため、管理者は設定された目標をロックしたいと思うかもしれません。その場合、管理者は売上予測に対して目標の送信をロックすることができます。一度ロックされると、管理者以外は目標の送信、承認、却下ができなくなります。また、管理者は必要に応じて、目標の送信のロックを解除することもできます。


参考情報
Zoho CRM - 売上予測の作成と管理
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