この機能アップデートは、すべてのユーザーに対し適用されています。
今回、Zoho Mailアドオンの設定画面に関するアップデートがあり、この画面内に、管理者ユーザーに対して「設定を削除する」オプションが追加されました。このオプションは、最新のメール連携設定が行われているユーザーに対して利用可能です。
以前は、削除されたユーザーに関して、システムには管理者向けの特定の設定オプションがありませんでした。その結果、削除されたユーザーのメールアドレスは、メールサービスプロバイダーに関係なく、組織内の他のユーザーが再利用できないままになっていました。
しかし、今回のアップデートで、管理者ユーザーの設定画面に、削除されたユーザー用の「設定を削除する」オプションが追加されました。
例えば、ある組織で、従業員の入れ替わりが激しい場合を考えてみます。従業員が退職すると、その従業員のメールアドレスは無効になります。以前は、特定の設定オプションがなかったため、管理者はこれらのメールアドレスを新しいユーザーに再割り当てするのが大変でした。
しかし、「設定を削除する」オプションの導入により、管理者は削除されたユーザーアカウントを効率的に管理できるようになりました。
管理者ユーザーは、「Zoho Mailアドオンのユーザー」設定画面内の「設定を削除する」オプションにアクセスすることで、削除されたユーザーの設定を削除することができます。
これにより、削除されたユーザーのメールアドレスは再利用が可能になり、組織はメールリソースを最適化し、各メールサービスプロバイダーでのユーザー管理プロセスを合理化することができます。
- 「Zoho Mailアドオンのユーザー」設定画面内には、有効/無効化されたユーザーに加え、削除されたユーザーも表示されます。
- Sales Inboxフォルダなどの関連付けも削除されます。
機能アップデート前は、ユーザーがメールアカウントを設定しようとして認証ポップアップを閉じると、そのメールアドレスのメール連携がCRMに保存され、「アカウントはすでに追加されています」というエラーが表示されていました。
現在、この問題の対処に取り組んでおり、CRMユーザーが同メールアドレスをを使用して設定を再試行しても、該当のエラーメッセージは表示されません。この機能は、OAuth認証に対応しているメールサービスプロバイダーとの連携時にのみ適用されます。
例えば、CRM上で、あるユーザーが自分のメールアカウントを設定しようとしたが、設定を完了する前に誤ってウィンドウを閉じてしまった場合を考えてみます。以前は、この場合、同じメールアドレスを連携設定しようとするとエラーが発生していました。
今回の機能アップデートにより、上記の場合、エラーが発生することなく、同じメールアドレスでメール連携をシームレスに再試行できるようになりました。これにより、ユーザーにとっても管理者にとっても、よりスムーズで効率的な連携プロセスが実現します。
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