この機能アップデートは、すべてのユーザーの組織に適用されています。(2024年4月5日現在)
今回のアップデートにて、仕入先タブにメール機能が追加されました。
これにより、問い合わせ、契約、請求書、SLA、商品アップデートなどに関するメールでのやりとりに、CRMの仕入先データから簡単にアクセスできるようになります。
仕入先タブには既存のメール項目がありましたが、これは発注書タブから発注書を送信するためだけに使用されていました。ビジネスの規模が大きくなるにつれ、複数のCRM ユーザーが仕入先とやり取りするようになり、仕入先タブにおいてメール機能が未対応であることが重要なペインポイントになることが判明いたしました。
今回の機能アップデートでは、仕入先タブを使用して、仕入先の詳細を管理、メールを送信、メールでのやりとりを追跡することができるようになりました。メールアプリとCRMを切り替えてメールを送信したり、仕入先とのやり取りを確認したりする必要がなくなります。
以下、詳細をご紹介いたします。
メールの送信
仕入先のデータ詳細画面に「メールを送信する」ボタンが追加されました。
メールテンプレートにも対応し、メールの作成画面には、その仕入先データに保存されているすべてのメールアドレス(標準項目およびカスタムのメール項目)の提案機能と自動挿入機能が含まれています。
メールの関連リスト
メールの関連リストは、各仕入先データで利用できるようになります。ここでは、その仕入先とのすべてのメールによるやりとりを追跡できます。
関連リストでは、関連するメールアドレスを選択することで、特定のメールとのやりとりのみにアクセスすることができます。
また、CRMユーザーと仕入先のやりとりの全体像を把握するのに役立つ「すべてのメール」ビューが追加されました。
これは、(システム定義の標準項目を含む)メール項目の合計数が5件以下の場合のみ利用可能です。
一括メール
発注プロセスの変更を複数のベンダーに通知する必要がある場合など、メールテンプレートを作成し、関連する仕入先に一括メールを送信できるようになりました。
メールの共有設定
メールの共有機能は、仕入先とのメールにも適用されます。
標準のフィルター
仕入先データは、標準のフィルターでメールの状況に基づいてフィルタリングすることができます。
メールの対象外(オプトアウト)設定
メールの対象外(オプトアウト)項目は、仕入先がCRMからのメールの受信をオプトアウトするために利用できます。
メールのレポート
CRMのメールレポートには、仕入先とのメールでのやりとりが含まれるようになります。