【Zoho CRM】レポート機能に関するアップデートのお知らせ:かんたん表示フィルターで選択リスト項目などが設定できるようになりました。
この機能アップデートは、IN(インド)データセンター以外のすべてのデータセンターの組織に対し適用されています。(2024年9月4日時点)
Zoho CRM のレポート機能では、処理されたデータとしてあなたのビジネスパフォーマンスに関する多くの情報を提供します。この便利なデータ集計は、時には見るのが大変な場合もあります。そのため、Zoho CRMのレポートには、データを素早く細かく選別するためのフィルターが備わっています。しかし、これまでのレポートでは、データの日付/期間に基づいてのみフィルタリングが可能でした。(=日付/日時項目のみをパラメータとしていました。)
レポートからきめ細かいデータを導き出すために、そのレポート機能にアップデートがありました。
以下、詳細をご紹介いたします。
かんたん表示フィルターの基準項目の追加
新たに、レポートにフィルターの基準として設定できる項目の種類が追加されました。フィルターの基準として、レポートの作成対象であるタブ内にある、以下の種類に該当するすべての項目を設定できるようになりました。
日付、日時、チェックボックス、ユーザールックアップ、選択リスト、複数選択リスト
希望するフィルターの基準を設定することで、レポートを要件に合わせて絞り込み、抽出結果のデータを分析することができます。
例えば、次回、営業レポートをチームと共有するとき、今回追加された「フィルターの基準」機能を利用して、製品単位での収益、各ユーザーの貢献/パフォーマンス、チャネル別の情報などを素早く選別して表示することができます。
この機能アップデートに伴い、フィルタをレポート画面の左側に配置され、検索と同時に結果が表示されます。
プレビュー画面での「フィルターの基準」設定
レポートのプレビューの段階で、フィルターの基準を設定することもできます。
レポート対象となるタブを設定すると、該当するデータでプレビューが表示されます。列、行、集計項目を設定するのと併せて、フィルターの基準(=かんたん表示フィルター)を事前に定義することもできます。この段階でフィルターを事前設定しておくと、同僚と共有するレポートが属性を適用した状態で送信されるようになります。
例えば、営業レポート担当者が四半期の営業レポートを作成し、営業マネージャーに共有して、その期間の営業担当者による見込み客のコンバージョンを評価するとします。この時、全体のレポートを共有するのではなく、プレビューの段階でこのフィルターを設定して同じレポートを事前に定義することができます。営業マネージャーは、その四半期の担当者のコンバージョン数とコンバージョンの金額を手間なく直接確認することができます。
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これらの機能アップデートに伴い、レポートに表示される選択リスト項目の値も指定された色で表示されるようになります。
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