Zoho CRMでは、複数の項目の値を数式項目のConcat()という関数を用いてひとつの項目に表示することが可能です。
例として「都道府県」「市区町村」「町名・番地」と別記されている住所情報を結合して「印刷用住所」という項目を作成する手順をご紹介いたします。
カスタム項目で数式項目を作成します。
カスタム項目を追加する詳細な手順は次のURLをご参照ください。
「タブの一覧」から連絡先タブを選択します。
項目の種類から「数式」を選択します。
項目の詳細を入力、もしくは選択してください。
「数式」の「Concat()」の「()」内をクリックしてポインターを移動します。
項目の選択で「都道府県」を選択し、「挿入」をクリックします。
「数式」に「Concat(${連絡先.都道府県})」が表示されます。
「都道府県}」の後に「,」を入力してください。
「Concat(${連絡先.都道府県},)」となります。
もう一度項目の選択で「市区町村」を選択し、「挿入」をクリックします。
「数式」に「Concat(${連絡先.都道府県},${連絡先.市区町村})」が表示されます。
「市区町村}」の後に「,」を入力してください。
「Concat(${連絡先.都道府県},${連絡先.市区町村},)」となります。
もう一度項目の選択で「町名番地」を選択し、「挿入」をクリックします。
「数式」に「Concat(${連絡先.都道府県},${連絡先.市区町村},${連絡先.町名・番地})」が表示されます。
「構文のチェック」をクリックします。入力した数式は正しければ「エラーはありません」と表示されます。
「完了」をクリックします。
「印刷用住所」の項目が追加されました。
連絡先の編集画面を開き、再度保存すると「印刷用住所」の項目に、「都道府県」「市区町村」「町名番地」が結合した値が表示されます。
※この手順は2020年2月現在有効なものです。