このアップデートは現在、US(米国)データセンターのスタンダードプランに適用されています。
今後、すべてのデータセンターのアカウントに段階的に適用される予定です。
(2026年5月19日現在)
チームスペースについては、すでにご存知の方も多いでしょう。これは、チームが日常的に使用するCRMタブを整理し、特定の業務や取り組みに関連するデータについて共同作業を行うための専用ワークスペースです。
タブはチームが業務データを管理するのに役立ちますが、多くのチームでは、計画、調整、タスクの実行を伴うプロジェクトにも取り組んでいます。以前は、こうしたプロジェクトはチームスペース環境の外で、主にZoho Projectsを通じて管理され、取引先や連絡先などの個々のデータからアクセスされていました。
チームスペース内でのコラボレーションの範囲を拡大するため、Projectsをチームスペースに直接取り込むことができるようになりました。これにより、チームはワークスペースにすでに存在するタブと並行して、進行中のプロジェクトに取り組むことが可能になります。この機能強化により、チームは単一のワークスペース内でデータに基づく業務とプロジェクトに基づく業務のコラボレーションの両方を管理できるようになり、調整業務とチーム全体の生産性が向上します。
アップデートの概要
今回の機能強化により、チームはプロジェクトをチームスペースに直接取り込むことができるようになり、チームスペース内にすでに存在するタブと並行して利用できるようになりました。
これにより、以下のことが可能になります:
- 共有されたチームスペースからプロジェクト作業にアクセスする
- 複数の画面を切り替えることなくタスクの共同作業を行う
- プロジェクトの実行状況をCRMデータやチームの活動と整合させる
- 社内および顧客関連の取り組みを同じワークスペース内で整理する
どのような場合に、チームスペース内でProjects機能を利用するのでしょうか?
Projectsは、チームで業務に関するタブを管理しており、実行状況や共同作業を体系的に把握する手段を必要としているチームスペースにおいて、特に有用です。
マーケティングチームスペース:
マーケティングチームスペースには、「キャンペーン」、「活用事例」、「インフルエンサーへのアプローチ」、「顧客フィードバック」などのタブが含まれる場合があります。
プロジェクトは、キャンペーンの実行や関連する活動を管理するために利用できます。例えば:
- 製品ローンチキャンペーン – キャンペーンの企画、コンテンツ作成、広告配信、パートナーへの働きかけなどのタスクを追跡します。
- 顧客事例紹介プロジェクト – 顧客へのアプローチ、コンテンツの草案作成、公開スケジュールなどの活動を調整します。
これらのプロジェクトにより、チームは同じワークスペース内でキャンペーンのデータを管理しながら、進捗状況を追跡することができます。
顧客対応チームスペース:
顧客対応チームは、取引先、商談、事例紹介、顧客フィードバックなどのタブを管理することがよくあります。
プロジェクトは、顧客のオンボーディングや導入作業の調整に役立ちます。例えば:
- 顧客導入支援プロジェクト – 顧客ごとの設定作業、マイルストーンの達成状況、および納期を追跡します。
- 顧客オンボーディングプロジェクト – 設定、トレーニングセッション、導入状況のモニタリングなどといったオンボーディングに関するタスクを管理します。
これにより、導入支援チームは関連する顧客データと併せてマイルストーンを把握した上で、プロジェクトタスクを行うことができます。
主要顧客の導入支援やオンボーディングを行う際、チームは関連する顧客プロジェクトをチームスペースに取り込むことができます。これにより、導入支援チームはマイルストーンを把握し、関連する顧客データと連動してプロジェクトタスクの共同作業を行うことが可能になります。
対応しているプロジェクトの種類
チームスペースに追加されるプロジェクトは、2つのカテゴリに分類されます。
クライアントプロジェクト:
クライアントプロジェクトとは、CRMの取引先または連絡先とすでに関連付けられているプロジェクトのことです。
チームスペース内で以下のことが可能です:
- 既存のクライアントプロジェクトをスペースに取り込むことができます。
- チームはワークスペースから直接、プロジェクトの進捗状況を確認できます。
- プロジェクトは、関連するCRMデータと紐づいたまま維持されます。
これにより、主要な顧客を担当するチームは、個々のデータを何度も開くことなく、進行中の実装・導入プロジェクトの進捗を追跡できます。
社内プロジェクト:
社内プロジェクトとは、外部のクライアントやCRMデータとは一切関連付されていないプロジェクトのことです。これらは、チーム内のCRMユーザー間のコラボレーションのみを目的として作成されます。これらのプロジェクトは通常、機能開発、ドキュメントの更新、キャンペーン計画、業務改善などの社内の取り組みの計画や進捗管理に使用されます。
例:セールスイネーブルメント(営業力強化)チームスペース
セールスイネーブルメントチームスペースには、「見込み客」、「商談」、「営業資料」、「顧客フィードバック」などのタブが含まれる場合があります。
営業データの管理に加え、チームは構造的な連携が必要となる複数の社内施策に取り組むこともあります。例えば:
- 営業マニュアルの管理 – 営業スクリプト、提案資料、競合優位性の整理資料の作成や更新を管理します。
- 四半期ごとの営業トレーニングプログラム – 社内研修の実施計画、認定プログラム、および新規営業担当者のオンボーディング資料を企画します。
- 見込み客評価基準の更新 – 営業チームが使用するリードスコアリングルールや選定ガイドラインの改善状況を管理します。
チームスペース内でこれらの社内プロジェクトを作成することで、チームはCRMデータと連携しながら、研修、ドキュメント整備、および業務プロセスの改善を進めることができます。
チームスペース内でのプロジェクトの仕組み
チームスペース にプロジェクトを追加するには、次の 2 つの方法があります。
- チームスペース から直接新しいプロジェクトを作成する
- 既存のプロジェクトを チームスペース に取り込む
プロジェクトが追加されると:
プロジェクトは チームスペース のナビゲーションパネルに表示されます。プロジェクトは、チームスペース 内の任意のフォルダに、タブや他のプロジェクトと一緒に配置することができます。
- チームメンバーはCRMを離れることなく、プロジェクトを開いて作業を行うことができます
- プロジェクトのインターフェースは、Zoho Projectsビューを用いてチームスペース内に表示されます
これにより、チームは使い慣れたプロジェクト機能を活用して作業を行うことができます。
CRM 内のプロジェクトの動作
チームスペース に追加されたプロジェクトは、既存の Zoho Projects と同様に動作します。
- プロジェクトの管理は Zoho Projects を通じて行われます。
- CRM は チームスペース 内にプロジェクトのインターフェースを表示します。
- クライアントプロジェクトは、CRM データとの関連付けを維持します。
- クライアントを選択せずに社内プロジェクトを作成することができます。
これにより、チームは チームスペース 内でプロジェクトにアクセスしながら、これまでと同じプロジェクト機能を引き続き利用できるようになります。
アクセスとコラボレーション
チームスペースにプロジェクトを追加するには、Zoho Projectsとの連携が必要です。まだ設定されていない場合は、チームスペースから直接、設定できます。
- ユーザーはチームスペース内でプロジェクトを作成または関連付けることができます。
- プロジェクトの表示設定は、Zoho Projectsのユーザーアクセス権限に従います。
- チームメンバーは、チームスペースから直接タスクの共同作業やプロジェクトの進捗状況の確認を行うことができます。
追加情報:
- ユーザーのアクセス:プロジェクトへのアクセスは、Zoho Projectsで利用可能なユーザーライセンスの数によって決まります。ライセンスの上限に達した場合、チームスペースのユーザーはZoho Projectsに非アクティブユーザーとして追加されます。これらのユーザーは、サブスクリプションを通じて追加のライセンスが利用可能になった時点で、後から有効化することができます。
- UI のアップデート:取引先または連絡先の関連リストからアクセスする「プロジェクトの作成」および「プロジェクトの関連付け」インターフェースも、新しい チームスペースにおけるプロジェクトのUI に合わせてアップデートされました。これにより、CRM 全体で一貫したプロジェクト作成および関連付けの操作体験が可能です。