【Zoho CRM】データの割り当て上限機能リリースのお知らせ

【Zoho CRM】データの割り当て上限機能リリースのお知らせ


今回、従業員の仕事量のバランスをとるための新機能:割り当て上限機能がリリースされました。
機能名の通り、従業員に割り当てるデータ数を管理し、制限を超えたデータの定期的な再割り当てを自動化することができます。
この新機能は、(すべてのデータセンターの)プロフェッショナルプラン以上のプランでご利用いただけます。


例えば、あなたの組織が急成長を遂げ、大量の見込み客が流入したことにより、営業担当者がそれらの見込み客に優先順位をつけ、仕事量の急増に対応するのが難しくなっているとしましょう。
そのような場合に、割り当て上限機能が役に立ちます。

  1. ユーザーに割り当てる新規データの制限数を設定
    割り当て上限機能を使用すると、営業担当者ごとに、日、週、月単位で割り当てられる新規の見込み客数の制限を設定できます。

    合理的な制限を設定することで、営業担当者は綿密な調査を行い、各顧客に合わせたアプローチや迅速なフォローアップを行うことができます。それにより、商談成立の可能性が高まります。

  2. 積み残しの状態で割り当てたままにできるデータ件数上限の設定
    場合によっては、保留中の仕事(例えば、担当者がまだ連絡していない見込み客)があるような場合は、割り当て上限に積み残しデータの上限を設定することができます。

    これにより、担当者はこの積み残しの上限と日/週/月単位の上限を確認した後にのみ、新しい見込み客を割り当てられるようになります。



  3. 割り当て上限を超えたデータの再割り当ての自動化
    割り当て上限を超えたデータは、「標準の担当者」(例:営業マネージャー)に割り当てられます。この「標準の担当者」に割り当てられた見込み客データの再割り当て作業を自動化するために、「標準の担当者に割り当てられたデータを自動的に割り当てなおす」オプションを用意しています。



  4. 標準の担当者にデータが割り当てられてからの最大経過時間の設定
    各営業担当者の仕事量を調整することと、見込み客に迅速に対応することのバランスを取る必要があります。
    標準の担当者にデータが割り当てられた後に割り当て上限の期間が経過すると、該当のデータは設定内容に応じて他の担当者に割り当てられます。この処理は、該当の担当者に対するユーザーの割り当て上限数を超えている場合でも行われます。

制限事項
  1. タブごとに作成できる割り当て上限数
    プロフェッショナルプラン:20件
    エンタープライズプラン:30件
    アルティメットプラン:30件
    CRM Plus, Zoho Oneプラン:30件
  2. 一件の割り当て上限につき、設定できる最大ユーザー数:500件




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