【Zoho CRM】ワークフロールール機能に関するいくつかのアップデートのお知らせ

【Zoho CRM】ワークフロールール機能に関するいくつかのアップデートのお知らせ


この機能アップデートは、すべてのユーザーに対し適用されています。

今回、ワークフロールール機能にいくつかのアップデートがありました。
  1. 以前に予定された処理を再スケジュール
  2. 日付の数式項目を実行条件として設定
  3. データの作成上限数を変更
  4. ワークフローで作成されたタスクのワークフローを一度のみ実行

以下、詳細をご紹介します。

以前に予定された処理を再スケジュール

以前は、ワークフローの予定時間が変更された場合、その変更は新しく作成された処理にのみ適用され、パイプライン内に既にある処理は再スケジュールできませんでした。しかし、今回のアップデートにより、変更した内容は、以前に予定されたすべての処理に自動的に適用されるようになりました。

例えば、見込み客が見込み客タブに追加されてから5分後に、その見込み客に対してメールを送信する処理を最初に設定し、後でそれを2分後に変更することにした場合、今回のアップデートにより、この変更が他のすべての予定された処理にも適用されます。


日付の数式項目を実行条件として設定

今回の機能アップデートにより、日付の数式項目に基づいてワークフロールールを実行できるようになりました。


データの作成上限数を変更

ワークフロー内で設定されるデータの作成上限数を以下のように変更しました。
プラン
データ数/日
無料プラン
1,000

スタンダードプラン
50,000

プロフェッショナルプラン
300,000

エンタープライズプラン
500,000

Zoho CRM Plusプラン
500,000

Zoho Oneプラン(=エンタープライズプラン)
500,000

アルティメットプラン
500,000


これらの制限は、「タスクを追加する」、「予定の追加」、「通話の予定の登録」などの処理を含む、自動化処理によって作成されたあらゆる種類のデータに対し適用されます。ただし、手動で作成したデータには適用されません。


ワークフローで作成されたタスクのワークフローを一度のみ実行

以前は、「タスクの作成時」実行条件は、自動作成されたタスクではなく、手動で作成されたタスクに対してのみ有効でした。
今回の機能アップデートにより、自動化処理によって作成されたタスクに対してワークフローが実行されるようになりました。

また、別のタスクの作成時にタスクが作成されるなど、ワークフローの実行がループする可能性がある場合、ループを継続せず、実行を停止します。

例えば、2つのワークフローがあるとします。1つ目のワークフローは、見込み客が作成されるたびに、タスクが作成される処理が設定されています。2つ目のワークフローは、タスクの作成時に実行され、2つの処理(=メール通知の送信・見込み客データの作成)が設定されています。
これらのワークフローを作成している状況では、無限にループする可能性があります。これを防ぐため、システムはワークフローの実行がループされないようにします。



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