【Zoho CRM】複数行項目に関するアップデートのお知らせ:リッチテキストに対応しました。

【Zoho CRM】複数行項目に関するアップデートのお知らせ:リッチテキストに対応しました。

現在、この機能アップデートは、AU(オーストラリア), JP(日本),  CA(カナダ)データセンターのエンタープライズプラン以上のプランをお使いの組織、CN(中国), EU(ヨーロッパ), US(米国)データセンターのエンタープライズプランをお使いの組織に適用されています。(2025年6月16日時点)

今回、複数行項目にリッチテキストオプションが導入されました。この機能アップデートにより、データの読みやすさと書式設定が大幅に向上し、よりダイナミックで汎用性の高い、見やすいテキスト編集が可能になります。
概要については、こちらの動画をご確認ください。

リッチテキストについて

これまでは、複数行項目ではプレーンテキストのみに対応しており、フォントのスタイル、色、ハイライト、その他の視覚的な設定などの書式オプションがありませんでした。

様々なフォントスタイル、色、ハイライトを設定できるリッチテキストを使用することで、情報の見栄えを高めることができます。これにより、重要な情報を効果的に伝えることができます。箇条書きや段落番号を使用することで、読みやすさを向上させることができます。
また、重要な情報については、太字、斜体、下線付きのテキストで強調表示することができ、インデントの増減でデータを簡単に整理したり、取り消し線機能で変更や更新を簡単に示すことができます。


以下、今回のアップデートの詳細をご紹介いたします。
  1. リッチテキスト形式(RTF): 複数行項目がリッチテキスト形式に対応し、書式設定機能と読みやすさが向上しました。
  2. 種類オプション: 以前は、複数行項目の文字数制限を2000文字または32000文字のどちらかを選択する必要がありました。
    今回、3つのオプションを備えたラジオボタンを導入することで、このプロセスを簡素化しました。
    種類のオプションには、書式なしテキスト(小)、書式なしテキスト(大)、書式ありテキストがあります。
  3. 包括的なテキストエディター: リッチテキストの複数行項目で使用できるテキストエディターでは、さまざまな編集オプションが追加されました。

    リッチテキスト形式で利用可能な書式オプションは以下の通りです:
    太字、斜体、下線、取り消し線、文字色、背景色、箇条書き、段落番号、
    URL、インデントオプション、下付き文字、上付き文字、絵文字、形式の削除

  4. テキストボックスの拡大: テキストボックスがポップアップの大きさに拡張できるようになり、データの記入がさらに便利になりました。このアップデートによりより広々としたUIでデータ入力が可能になりました。


留意事項
モバイルアプリでは、今回のリッチテキスト機能に対応していません。

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