【Zoho CRM】データのエクスポート機能に関するアップデートのお知らせ:エクスポートデータ数の上限が大幅に増えました。

この機能アップデートは、すべてのユーザーに対し適用されています。
今回、データのエクスポートに関するアップデートがありました。
Zoho CRMでタブのデータをエクスポートする際、煩わしさを感じたことがある人もいるかもしれません。例えば、古い3,000件のデータしかエクスポートできないため、レポートをエクスポートしたり、バックアップを取得して対応しなければなりませんでした。
また、エクスポートするデータのタブを選択することはできますが、エクスポートするデータをフィルタリングしたり、エクスポートするデータの項目を選択することはできませんでした。
今回、Zoho CRMのエクスポート機能を刷新し、上記の煩わしいポイントに対応しました。
以下、詳細をご紹介いたします。
エクスポート件数上限の大幅な引き上げ
前述したように、以前のエクスポートの上限は3,000件でした。現在では、各エクスポート操作で最大200,000件のデータをエクスポートできます。これにより、大量のデータをエクスポートするのに必要な時間が大幅に短縮されます。
エクスポートデータの複数回ダウンロード
各エクスポートのダウンロードリンクは、7日間有効です。この期間内であれば、何度でもエクスポートデータをダウンロードすることができます。
必要なデータを選択してエクスポート
上記のアップデートに加え、エクスポートに必要なデータを選択できるようになりました。
カスタムビューやカスタムの条件に基づいて、データをすばやくエクスポートできます。
サブフォームデータをエクスポートする場合も同様に、条件を設定できます。これにより、必要なデータを正確に取得することができます。また、メモや各種書類タブのデータをエクスポートする際にも条件を設定することができます。
必要なデータだけをエクスポートしようとすると、多数の項目がエクスポートされ、苦労することがあります。
今回のアップデートにて、すべての項目ではなく、エクスポートしたい項目を1件ずつ選択できるようになりました。ビューから項目を選択して、一覧表示で使用されている項目のみを取得することもできます。
なお、ルックアップ先タブの項目もエクスポート対象の項目に含まれます。
エクスポート履歴
管理者ユーザである場合、すべてのユーザーのエクスポートの履歴を見ることができ、必要に応じてそれらをフィルタリングすることができます。管理者でないユーザーの場合は、自身が実施したエクスポートを表示することができます。各エクスポート履歴をクリックすると、設定された条件、エクスポートされたデータ数、選択された項目などの詳細情報が表示されます。
なお、各タブのデータのエクスポートは、データをエクスポートしたいタブへアクセス後、画面右上の処理>エクスポートオプションからも可能です。
制限事項
1回のエクスポートにつき200,000件エクスポート可能という制限は、すべてのプランに適用されます。
各プランの1日あたりのエクスポート回数の制限は以下の通りです:
- 無料プラン- 10
- スタンダードプラン - 100
- プロフェッショナルプラン - 250
- エンタープライズプラン - 500
- アルティメットプラン - 1,000

参考情報
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