このアップデートは、現在JP(日本)データセンターに適用されています。
対象プラン:エンタープライズプラン以上(2026年5月11日現在)
Zoho CRMの売上予測機能は、営業担当者、マネージャー、およびビジネス関係者が業績を評価し、今後の営業活動を計画するのに役立ちます。
「目標額」、「達成額」、「パイプライン額」などの標準的な指標は基本的な状況把握に役立ちますが、営業チームがより適切な予測判断を行うためには、パイプラインのカバー率、予想収益、あるいはストレッチ目標といった、ビジネス特有の見通しが必要となる場合が多くあります。
これらは標準的な予測指標ではなく、組織ごとに異なる場合があります。
独自の列を使用することで、予測管理者は予測内で直接、こうした独自の指標を設定・追跡できるため、可視性の向上、より有意義な業績追跡、そしてより効果的な営業計画が可能になります。
予測グループごとの独自の列
予測管理者は、各予測グループに対して最大2つの独自の列を作成できます。
サポートされている列の種類は以下の通りです:
- 数式
- インポート
2つの列のうち、数式列にできるのは1つまでですが、インポート列は1つでも両方でも設定可能です。
これにより、自動計算された情報と、外部管理のビジネス指標や、独自に定義したビジネス指標を組み合わせることができます。
数式列
営業担当者のユースケース
シナリオ:営業担当者は、現在のパイプラインが目標達成に十分かどうかを把握したいと考えています。
手動で値を計算する代わりに、数式列を作成してパイプライン達成率を算出することができます。
数式の例:パイプライン金額 ÷ 目標額
これにより、パイプラインが目標水準をカバーできているかどうかが即座に把握でき、営業担当者は商談の優先順位付けや計画の改善に役立てることができます。
設定方法:
- 「予測」グループ名の横にある詳細オプションをクリックします。
- 「独自の列を設定する」を選択します。
- 「数式」を選択します。
- 数式の構文を定義し、保存します。
設定が完了すると、定義されたロジックに基づいて値が自動的に計算され、予測全体で更新されます。
列のインポート
マネージャーおよびステークホルダー向けのユースケース
シナリオ:営業マネージャーが、標準的な予測目標を上回るストレッチ目標を導入し、チームのモチベーションを高めたいと考えているとします。
この数値はCRM外で定義されたり、定期的に調整されたりする可能性があるため、インポート列を使用してこれらの数値を予測に追加することができます。
マネージャーが外部でストレッチ目標の数値を準備し、各予測期間ごとにCRMにインポートすることで、関係者は、実際の業績を標準目標とストレッチ目標の両方と比較できるようになります。
「独自の列」の設定から「インポート列」を作成します。
- 特定の予測期間の横にある詳細オプションを開きます。
- 「独自の列を設定する」を選択します。
- サンプルファイルをエクスポートし、必要な値を入力して、CRMにインポートし直します。
インポートされたデータは、予測に反映されます。
売上予測内での表示
設定した独自の列はすべて、以下に表示されます:
- 予測リストビュー
- ブレッドクラムビュー(売上予測上でユーザー名、役職名、テリトリーをクリックした際の表示)
これにより、ユーザーは予測間を移動しながら、標準および独自のパフォーマンス指標をシームレスに確認できるようになります。
売上予測の管理
・以前は、列の管理オプションはタブ単位でのみ利用可能でした。
・個々の予測ごと列の管理がに可能になりました。
・ユーザーは予測データをCSVファイルとしてダウンロードできるようになりました。
予測管理者は以下の操作が可能です:
- 予測ごとに特定の列を設定
- レポートの優先度に基づいて列を並べ替え
- CRMの他の箇所に影響を与えることなく、表示をカスタマイズ
売上予測機能の独自の列を活用することで、営業チームや関係者は、標準的な予測値にとどまらず、自社の営業戦略や業務目標を的確に反映した指標を追跡できるようになり、分析をZoho CRM内で直接行うことが可能になります。