この機能アップデートは、すべてのユーザーに対し適用されています。
CRMの管理者が組織のメール送信方法を監視し、ドメイン認証やメール送信に関する対策の実施を支援するため、今回「メールの信頼性」ダッシュボード機能が追加されました。
管理者は、迷惑メールの報告や不達率を追跡することができ、また、Zoho CRMの推奨事項(ベストプラクティス)を確認/採用することで、組織のメール送信に関する設定を変更することができます。
この「メールの信頼性」ダッシュボードは、すべてのZoho CRM有料プランの管理者が、設定>チャネル>メール>メール到達率の向上の「メールの信頼性」タブで利用できます。このダッシュボードを通じ、Zoho CRMは各組織のメール送信データに基づいて、メールの信頼性スコアを作成し、スコアを向上させるために管理者が取るべき対応策を提示します。
信頼性スコアは、1~100の数値で表示され、70点以上が良いスコアとされます。
参考)スコアの範囲
信頼性スコアは、各顧客アカウントの迷惑メール報告件数と不達件数を過去のデータに基づいて評価することで算出されます。推奨されるスコアの改善/対応方法には、すべてのメールテンプレートに配信停止リンクを追加する、メール送信ドメインを認証する、定期的なメーリングリストのクリーニングを実施するなどがあります。
また、ダッシュボードでは、ユーザーやCRMの機能(一括メール、ワークフローメールなど)単位でフィルタリングされた送信メールの不達数
は「不達に関するレポート」グラフで、信頼性スコアが一定期間にどのように変化したかは「信頼性スコアの変動」グラフで確認できます。
算出された信頼性スコアは、メール送信実績の良くないアカウントを特定し、それに応じてメールインフラとIPを整備するのに役立ちます。これにより、良いメール送信実績のあるアカウントから送信されたメールが優先的に配信され、同じメールインフラを共有する一部のアカウントの良くないメール送信習慣によって妨げられることがなくなります。
留意事項
Zoho CRMでは、以下の場合のみメールの信頼性を算出します。
1.Zoho CRMの組み込みメール機能を使って送信されたメール
2.自動化によって送信されたメール
- 一括メール機能を使用して送信されたメール
- メールの分析機能が有効な場合、IMAPまたはPOP3を使用して送信されたメールには、Zoho CRMのメール追跡リンクが含まれます。これらのメールはスコアを計算する際に考慮されます。
- メールの分析機能が有効な場合、リレーサーバーを使用して送信されたメール
- メールの分析機能が無効な場合、IMAPまたはPOP3を使用して送信されたメールは、アカウントのメール信頼度を計算する際に考慮されません。これは、これらのメールが設定されたメールプロバイダのサーバーを経由して送信され、Zoho CRM のメールインフラを利用しないためです。
3.Zoho CRMは、アカウントに存在する有効なユーザー数、およびこれらの有効なユーザーによって送信されたメール件数を含む内部パラメータに基づいて、アカウントのメール信頼性スコアを計算します。