この機能アップデートは、
・US(アメリカ)、 EU(EU地域)、IN(インド)データセンターに所属する組織
・エンタープライズプラン、アルティメットプラン、Zoho CRM Plus、Zoho One
でご利用いただけます。
サンプル画像を用いてZiaをトレーニングすることで、標準的な印刷テキストから抽出されたデータを用いてCRMデータを作成・充実させることが可能です。
今回、このICRツールに、VLM(視覚言語モデル)を用いたゼロショットプロンプトが追加されました。
ICRの文脈において、VLMはICRルールに基づき入力ファイルから項目の値を識別し、それらを抽出するとともに、手動操作や指示なしにCRMのデータの形式に関連付けます。
以下に実例を示します。
シナリオ:病院のフロントオフィス担当者は、ICR技術を用いて、紙ベースの手書き患者情報をCRMシステムに転送します。
抽出・検証・データ保存まですぐに行うことができます。必要なのは、Ziaに抽出する項目の値と入力画像の保存先を指定するだけです。
- ソース画像内の各値の位置をZiaに教える必要はありません。
- 画像内の一つの形式の値から複数の項目の値を抽出できます。
入力値と選択リストの値の表現形式が異なる場合、抽出時に修正できます。
さまざまな向きでの画像、ダイカットの画像、活字も使用できます。
ICRを用いた抽出を具体例で見ていきましょう:
- クライアントが組織向けのハードウェアリストを必要とし、見積依頼書(RFQ)を提出してきたと想像してください。彼らは必須のビジネス情報と要件を全て含む明確な部品表(BOM)を保有しています。ICRを活用すれば、このBOMを直接取り込んでデータを作成し、即座にプリセールスおよび見積チームへ転送できます。
- あなたが、顧客と同じ数の販売者と取引するECアグリゲーターだと想像してください。ICRを使えば、これらのパートナーが提出するあらゆる書類から情報を取得できます。名刺、住所証明書類、納税者番号など、事前に学習させる必要なく、ICRが販売者情報を抽出します。
- 中古車の買取・販売を行う自動車販売店では、常に各車両の登録証明書(RC)を必要とします。販売店は自社のRCを活用して所有者情報を取得し、掲載を開始すると同時にその信頼性を検証できます。
予測可能な方向性から創造的な方向性まで、ICRはデータを画像形式からCRMデータへ瞬時に変換します。これにより、貴重な時間と労力をプロセスに集中させることが可能になります。
まとめ:
- 本リリース版のICRは、ゼロショットプロンプトとVLMを搭載しています。
- 印刷文字や手書き文字、縦向き・横向き・任意の向きなど、様々な画像ソースからデータを検出・抽出でき、精度が向上し、あまり時間をかけることなく抽出が可能です。