【Zoho CRM】Ziaによるメールの分析機能に関するアップデートのお知らせ

【Zoho CRM】Ziaによるメールの分析機能に関するアップデートのお知らせ

今回ご紹介する機能アップデートは、
  1. US(アメリカ)、EU(ヨーロッパ)、IN(インド)、AU(オーストラリア)、SA(サウジアラビア)、CA(カナダ)のデータセンター
  2. エンタープライズおよびアルティメットプラン
のすべての組織でご利用いただけます。

Ziaによるメールの分析機能について、2つのアップデートをご紹介します。
  1. スレッドを要約する
  2. メールを翻訳する



スレッドを要約する:

メールスレッドは、時系列で表示されます。一つのウィンドウで文脈を追うことができ便利ですが、内容をざっと読むには、メールスレッドの下部までスクロールする必要がありました。複数の同様のやり取りを管理している営業担当者や営業マネージャーにとって、この上から下へのスクロールは不便に感じる場合があります。
そのため、Zoho CRMでは、メールスレッドを要約する機能を提供しています。
Ziaによって、やり取りの要約やハイライトが提示されます。重要度に基づいて、ユーザーは返信などのアクションの優先順位を付けることができます。


メールスレッドの要約機能に関するポイントは、以下の通りです。
  1. 要約は関連リストから直接確認できます。
  2. 関連リストのメールスレッドにはアイコンが表示され、会話が続いていることを識別できます。
  3. Ziaは最新のメールの要約、または全体的なメールの要約を提供することができます。
  4. メールの詳細を確認したい場合は、要約ページからメールを表示することも可能です。
  5. Ziaはスレッドの内容基づいてメールの要点を述べるだけです。感情や語調を独自に作成したり操作することはありません。
  6. また、要約の下の親指アップ/ダウンフィードバックストリップを使用して、これらの要約に関するフィードバックを渡すこともできます。
  7. 英語のスレッドのみが要約されます。


メールを翻訳する:

複数の地域にまたがる組織では、さまざまな言語を使うユーザーや顧客と交流します。
言語が障害となることなく彼らとビジネスを行い、スムーズに会話を行うために、Zoho CRMのすべてのメールで翻訳機能を提供しています。
ボタンをクリックすると、ディスプレイ内のすべてのコンテンツが翻訳されます。メールの作成、受信および送信されたメール、およびメールスレッドの作成に適用されます。
これはZiaによって生成されるので、翻訳オプションは、Zoho CRMのすべてのユーザーが利用可能です。翻訳するためソースファイルやAIキーをインポートする必要はありません。




メールの翻訳に関するポイントは、以下の通りです。
  1. Ziaは略語、専門用語、頭字語を翻訳できません。
  2. ネイティブのイディオムは直訳されます。Ziaは文脈に基づいて書き直すといったことはしません。
  3. メール内の画像は翻訳されません。テキストのみの翻訳機能です。
  4. CRMで設定した言語がデフォルトの言語となります。右横書き言語を含む、最大74言語から翻訳できます。
  5. メールが翻訳されるのは一時的です。ウィンドウを閉じると元の言語に戻ります。ただし、メールの下書きを別の言語に翻訳した場合は、その下書きを送信でき、翻訳された文章はスレッドの一部として残ります。


    • Related Articles

    • 【Zoho Sign】Zoho CRMとZoho Sign連携の設定

      Zoho CRMとZoho Sign連携 Zoho SignとZoho CRMは連携可能です。 Zoho CRMのZoho Sign拡張機能を使用すると、CRMに保存されている連絡先に、署名文書を直接送信できます。Zoho CRMの差し込み文書や会計テンプレートにも適用され、テンプレートから電子署名文書を送信できます。 例:会社の営業担当者がで署名のために同じ契約を異なる取引先に送信したい場合、名前、住所、添付ファイル、金額が異なる場合、差し込み印刷と在庫テンプレートの連携でスムーズ化します。 ...
    • 【Zoho CRM】Card Scannerアプリで名刺データをZoho CRMに取り込む方法

      以下、Card ScannerアプリでCRMへデータを登録する手順をご案内します。 事前にZoho製品との同期と追加言語の設定を行ってください。 Card Scannerアプリの起動時に、右下の歯車マークをタップするで、自分のZohoアカウント名の表示がされているか、また追加言語設定が完了しているか確認できます。 ①Card Scannerアプリを起動後、カメラへのアクセスを許可し、名刺を撮影します。 ②名刺のデータが自動で解析されます。 ...
    • 【Zoho Invoice】 Zoho CRMの同期から連絡先同期まで

      Zoho CRMの連絡先同期 「設定」アイコンをクリックします。 「連携」をクリックします。 「Zohoサービス」をクリックします。 「接続」をクリックします。 「Zoho CRMへの接続 」をクリック: 「Zoho CRMへの接続 」ページが表示されます。 「1.Zoho CRMの認証情報」セクションの「Zoho CRMへの接続 」をクリックします。 ​ メールアドレスを入力: 「Zoho CRMへの接続」のポップアップページが表示されます。 Zoho ...
    • 【Zoho CRM】送信したメールの送信結果の確認方法

      個別メール ①データの詳細画面内 個別に送信したメールの反応は、メールを送信したデータの詳細画面へ移動し、「メール」関連リスト内の「ステータス」項目でご確認いただけます。 ②レポート 個別に送信したメールの送信結果をまとめて確認したい場合には、レポートを使用します。 レポートタブへ移動し、「メールのレポート」フォルダーからデフォルトで用意されている「送信したメールの状況」レポートを選択します。 一括メールのみの送信結果を確認したい場合には、詳細フィルターで「経路 次の値と等しい 個別( ...
    • 【Zoho Recruit】Zoho CRMから部署や連絡先をインポート

      求人関連の部署や連絡先を追跡したい場合は、Zoho CRMからデータを連携・転送できます。 Zoho CRMと統合することによって、Zoho Recruitでその詳細を追跡することができます。 英語での詳細は以下をご参照ください: https://help.zoho.com/portal/kb/articles/zoho-crm-integration-overview%E2%80%8B Zoho Recruit、求人、候補者、連絡先、部署をZoho CRMからインポートできます。 ...

    Zoho Community

    オンライン掲示板やユーザー交流会など、Zoho活用に役立つコンテンツが満載!


      Zoho CRM 管理者向けオンライントレーニング

      Zoho CRM 導入後の動き出しをスムーズに。初期設定から操作方法、便利機能まで… Zoho の講師がデモを交えて解説。CRM管理者の必須スキルを短期間で習得しましょう。


        ウェビナー情報はこちら!

        さまざまな企業で業務改善にあたるエキスパートたちの事例セミナーをご提供しております。最新の予定や、配信済みのウェビナー動画はこちらをご確認ください。