【Zoho CRM】バックアップデータに関するアップデートのお知らせ:ファイル内の表示項目列名に変更がありました。
今回のアップデートにて、バックアップファイルのルックアップ項目の表示項目列名が変更されました。
以前は、これらの項目名は 「(スペース)ID 」で終わるように設定されていましたが、現在は 「(ドット)ID 」で終わるように設定されています。例えば、 「取引先 Id」は 「取引先名.id」に変更されました。
下の画像で、変更内容をご確認いただけます。
以下、今回のアップデートに関する詳細とアップデートに伴う影響について説明します。
アップデート前
Zoho CRMからダウンロードしたデータバックアップファイルでは、ルックアップ項目の表示列は以下の例のような形式になっていました。
- (タブ名)の担当者 Id
- 作成者 Id
- (カスタムルックアップ項目名) Id
アップデート後
今回のアップデートでは、項目名の末尾に「.id」が追加されています。。今回のアップデートでは、ルックアップ項目の表示列は以下の例のような形式になっています。
- (タブ名)の担当者.id
- 作成者.id
- (カスタムルックアップ項目名).id
アップデートに伴う影響
今回のアップデートにて、以下のような場合に影響があります。
- CRMデータのバックアップファイルを分析ツールにインポートする場合、以前インポートしたデータとは異なる項目の表示列を持っていたため、新しい項目の表示列に基づいて項目の表示列を、必要に応じて、再度関連付けをする必要があります。
- CRMデータバックアップファイルが、API経由でユーザーシステムのデータを自動化するために使用されている場合。
- CRMデータバックアップファイルのデータが、数式やカスタム関数に使用されている場合。
項目の再関連付けや(内部で使用する)APIコードの変更を行わない場合には、それらの連携が動作しなくなる可能性があります。そのため、アップデート後に必要な変更を行っていただきますようお願いいたします。
以下の表は、すべてのルックアップ項目に実装された変更点を示しています。
この機能アップデートは、2023年4月10日より、すべてのユーザーに対し適用されます。
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