【Zoho CRM】メール配信に関するアップデートのお知らせ:ドメイン認証プロセスの統一、DMARC設定の検証、ワンクリックでの配信停止など
この機能アップデートは、すべてのユーザーに対し適用されています。
今回、Zoho CRMおよびその他のZohoサービスにおけるメール認証および確認プロセスの強化を目的とした一連のアップデートを発表いたします。これらの変更により、セキュリティの向上、業界スタンダードへの準拠、よりシームレスな顧客体験が実現されます。
以下、詳細をご紹介いたします。
Zohoサービス間でのメール送信ドメイン認証プロセスの統一
Zoho CRMの管理者は、組織で使用している他のZoho製品で認証済みのメール送信ドメインを認証する必要がなくなりました。Zoho CRMのSPFレコードとDKIMレコードは、他のZohoサービスで使用されているレコードと統一され、互換性があります。
つまり、Zoho CRMから安全にメールを送信するには、どのZoho製品でもからドメインを一度認証するだけで済みます。
- この認証済みドメインの自動識別は48時間ごとに行われます。
- この48時間の途中でZoho CRM以外で認証されたドメインは、最初は非認証と表示されますが、最大48時間以内に自動的に「認証済み」に更新されます。
この自動プロセスは、少なくとも1つのメール送信ドメインの認証を行ったZoho CRMアカウントでのみ利用できます。そのため、他のZohoサービスで認証されたドメインを自動的に識別するためには、SPFまたはDKIMで1つのドメインの認証を設定または完了する必要があります。
ドメイン認証時のメール認証プロセスの簡素化
これまで、Zoho CRMでメール送信ドメインを認証する場合、管理者はそのドメインを持つメールアドレス1件を手動で確認する必要がありました。今回のアップデートにて、Zoho CRMアカウント内に、(認証を行うドメインと同じドメインを持つ)認証済みのユーザーメールアドレスまたは組織のメールアドレスがある場合には、手動でのメール認証は不要になりました。
GoogleとYahooの新しいメール送信者ガイドラインへの対応
- DMARC設定の提案
一括メール送信の設定をしている際、ドメインにDMARCが設定されていない場合、提案メッセージが表示されます。このメッセージは、一括メール送信者のガイドラインを遵守し、問題なくメールを送信するのに役立ちます。
- DMARCタグ
メール認証画面のドメインの横にDMARCタグが表示され、どのドメインがDMARCに対応しているか一目でわかるようになりました。
- メールの信頼性ダッシュボード
DMARCが設定されていないドメインは、メールの信頼性ダッシュボード内の「推奨される対応」セクションに表示されます。この機能により、メールの信頼性を維持するための対応策を素早く確認し、対処することができます。
ワンクリックの配信停止(登録解除)
メール送信ドメインに対する迷惑メールの苦情を減らすために、受信者は簡単にメールの受信を停止できなければなりません。メール内に配信停止オプションを明確に表示し、ワンクリックで完了できるようにすることをお勧めします。
「List-Unsubscribe」ヘッダーは、すべての一括送信メールとフッターにメール配信停止リンクがあるメールに自動的に追加されます。
これにより、Zoho CRMアカウントから送信されるすべてのプロモーションメールがRFC標準に準拠するようになります。
Related Articles
【Zoho CRM】 見積書/請求書「税」の設定
税は手動で追加する必要がございます。 商品情報書類には税を入力する箇所が2つあります。 小計前そして小計後2箇所とも税 を適用できます。 (重複設定にご注意ください。) 但し、どちらにも税を適用すると二重に税が適用します。 その為、必要でない場合はどちらか一つにのみ入力してください。 例えば、小計前の税の適用を外し、 下記画像のように小計後の税項目にて税を適用すると税を表示できます。
【Zoho Sign】Zoho CRMとZoho Sign連携の設定
Zoho CRMとZoho Sign連携 Zoho SignとZoho CRMは連携可能です。 Zoho CRMのZoho Sign拡張機能を使用すると、CRMに保存されている連絡先に、署名文書を直接送信できます。Zoho CRMの差し込み文書や会計テンプレートにも適用され、テンプレートから電子署名文書を送信できます。 例:会社の営業担当者がで署名のために同じ契約を異なる取引先に送信したい場合、名前、住所、添付ファイル、金額が異なる場合、差し込み印刷と在庫テンプレートの連携でスムーズ化します。 ...
【Zoho CRM】Card Scannerアプリで名刺データをZoho CRMに取り込む方法
2019.07 時点の画像です 手順をご案内します。 事前にZoho製品との同期と追加言語の設定を行ってください。 カメラアプリの起動時に、右下の歯車マークをタップしていただくことで、ご自身のアカウント名の表示がされているか、また追加言語設定が完了しているか確認ができます。 1)Card Scannerアプリを起動し、「スキャンを開始する」をタップしてください 2)カメラへのアクセスを許可して、名刺を撮影してください 3)名刺のデータが自動で解析されます ...
【Zoho CRM】メール上限
Zoho CRMでは、個別メールまたは一括メールを送信できます。 個別メール、一括メールのそれぞれの送信数に上限が設定されています。 個別メールの上限は、有料ユーザーかどうかと、ユーザー数によって変わります。 一括メールの上限は、ご利用のプランによって変わります。ユーザー数は影響しません。 上限についての詳細は以下をご参照ください。 メールの制限
【Zoho CRM】 Zoho Campaignsとのメール機能の違い
【Zoho CRM】 Zoho Campaignsとのメール機能の違い メール配信機能の豊富さと、配信数が無制限であるところが大きく異なります。 まず、Zoho Campaignsでは、ステップメールをより柔軟に設定することが可能です。 例えば、メールを開封した人に次のメールを自動で送信したり、 リンクをクリックした人に自動でメールを送信できます。 また、配信するメールのA/Bテストの実施ができます。 事前に設定をしておくと、より閲覧されやすいメールを自動で送信することができます。 ...
Zoho Community
Zoho ユーザーが集うオンラインフォーラムでは、サービスの使いこなしに関する活発な議論や情報交換が行われています。