【Zoho CRM】レイアウトルールに関するアップデートのお知らせ:ウィザード経由で作成されたデータに対して適用されるようになりました。
今回の機能アップデートにて、ウィザードで作成されたデータの詳細画面でレイアウトルールが適用されるようになりました。
今回のアップデートの関する概要動画は、こちらをご確認ください。
ご存知の通り、Zoho CRM では 2 種類の形式でデータを追加することができます。
- 標準の(従来)レイアウトでは、すべての項目が1つの画面に表示され、任意の項目の値を入力してデータを保存します。
- 「ウィザード」機能を使用したレイアウトでは、データ入力画面を文脈に応じた画面に分割し、必要な値が揃った時点でデータの入力を完了することができます。
上記のデータ入力方法それぞれには利点がある一方で、以下の一定の制限もありました。
- データの追加には2つの形式がありますが、ウィザード経由で作成されたか、標準の(従来)レイアウトで作成されたかにかかわらず、作成/保存されたデータは、標準のレイアウト形式でのみ表示できます。
- 各データの追加形式は異なるUIを持つため、CRMシステムもそれぞれを別のものとして扱います。そのため、ウィザード用に作成された条件処理ルールは、標準のレイアウトでは機能しません。その逆も同様です。
標準の(従来)レイアウト形式にてデータが作成される場合、ウィザードの条件処理ルールは、データの作成時及び保存時には適用されません。
また、ウィザード経由でデータが作成される場合、レイアウトルールは、データの作成時及び保存時には適用されません。また、ウィザード経由で作成されたデータは、標準の詳細表示画面では、レイアウトルールは稼働しません。
つまり、ウィザード経由で作成されたデータには、(データが標準のレイアウト表示されるため、)ウィザードの条件処理ルールが実行されなくなり、(データがウィザード経由で作成されたため、)レイアウトルールも反映されない状態でした。
そのため、レイアウトルールが存在しても、ウィザード経由でデータを作成したために、作成したレイアウトルールが意味を為さなくなっていました。
しかし、今回の機能アップデートにより、上記の状態が改善されました。
現在は、ウィザード経由でデータを作成した場合、ウィザードで作成されたデータであっても、そのデータの詳細表示画面内でレイアウトルールが適用されるようになりました。
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