【Zoho CRM】Zoho CRMの関連リストにkintoneのデータを表示する

【Zoho CRM】Zoho CRMの関連リストにkintoneのデータを表示する

 Zoho CRMの関連リストにkintoneのデータを表示する設定例です。

[概要]
  • kintoneの日報アプリのデータをZoho CRMの取引先画面で表示
[設定内容]
  • Zoho CRMのカスタム関連リストの追加画面で「カスタム関数」を選択して記述
  • 送信するデータの内容(Zoho CRMの項目名[スクリプトの引数名]→kintoneのフィールドコード)
    • 該当の取引先に対応する日報データがある
      →日報の日付、業務内容、所感・学びを表示
    • 該当の取引先に対応する日報データがない
      →データがありませんでしたと表示
  • 表示するデータのkintoneのフィールドコード(アプリの設定に合わせて変更してください)
    • 日付
    • 業務内容
    • 所感学び
[サンプルコード]
//アプリID
string kintoneNippo(string accountName)
{
//トークン
token="※アプリのトークンの値を設定してください※";
//リクエストURL
uri="https://lcm4s.cybozu.com/k/v1/records.json";
//ヘッダー
h=map();
h.put("X-Cybozu-API-Token",token);
//info h;
//パラメーター
        appID="※アプリのIDを設定してください※";
query=encodeUrl(("取引先名=\"" + input.accountName) + "\"");
uri=uri + "?app=" + appID + "&totalCount=true&query=" + query;
//リクエスト送信
response = getUrl(uri,h,false);
//レスポンスの取得
responseCode=response.get("responseCode");
responseText=response.get("responseText");
//レスポンスの中からrecordsを取得しリストに変換
responseMap=responseText.toMap();
records=responseMap.get("records").toJSONList();
totalCount=(responseMap.get("totalCount")).toLong();
//表示用文字列
//件数に応じて表示
if(totalCount  >  0)
{
r="";
r=r + "<record>";
//レコード1件ずつ走査
for each record in records
{
recordMap=record.toMap();
dateMap = recordMap.get("日付").toMap();
dateValue=dateMap.get("value");
workMap=recordMap.get("業務内容").toMap();
workValue=workMap.get("value");
detailsMap=recordMap.get("所感学び").toMap();
detailsValue=detailsMap.get("value");
rowNo=0;
r=r + "<row no=\"" + rowNo + "\">";
r=(r + "<FL val=\"日付\">" + dateValue) + "</FL>";
r=r + "<FL val=\"業務内容\">" + workValue + "</FL>";
r=r + "<FL val=\"所感、学び\">" + detailsValue + "</FL>";
r=r + "</row>";
rowNo=(rowNo  +  1);
}
r=r + "</record>";
}
else
{
r="<record><row no=\"0\"><FL val=\"取得結果\">データがありませんでした</FL></row></record>";
}
return r;
}
[画面イメージ]
データがある場合


データがない場合


※上記のサンプルの動作保証やサポートは行っておりません。ご自身の責任において利用、カスタマイズしていただくようお願いします。

参考情報


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