【Zoho CRM】ポータル機能に関するアップデートのお知らせ：ウィザードに対応しました。
今回のアップデートにて、ポータルがウィザードに対応しました。
以下、詳細をご紹介いたします。
ポータルは、連絡先、顧客、クライアント、ベンダーなどの外部ユーザーに対して、CRMへのアクセスを拡張するのに役立ちます。ポータルユーザーはポータルにログインし、様々なタブやWebタブにアクセスし、組織で許可され、権限で設定された操作（データの作成、編集など）を実行することができます。
情報入力に時間がかかるデータを作成する場合、非常に面倒で、入力ミスにつながる可能性があります。ウィザードでは、長いデータ入力フォームを複数のセクションに分割して直感的にデータを入力でき、入力の進捗状況を途中保存して、可能な限りいつでも入力再開／入力完了できるようにします。さらに、以前に入力された値に基づいて項目を表示するなど、さまざまな条件ルールを設定することも可能です。
ポータル内でもウィザードに対応することで、顧客や他のポータルユーザーの種類に対し、このシンプルで構造化されたデータ入力プロセスを提供できます。
例えば、保険業界では、保険金請求や保険金支払いの申請など、複数の場面でデータが収集されます。保険の種類や（医療保険の場合）病歴、（車両保険の場合）車両の詳細など、さまざまな要因によってそれぞれのシナリオに応じたデータ入力プロセスが決定されるため、そのデータ入力プロセスの多さに圧倒されることがあります。
また、顧客は、最終月支払い日などの詳細の追跡やプラン変更といった目的で、ウィザードを使用するかもしれません。
全体のプロセスを簡易化するために、ポータルのユーザーの各種類において、タブ内の特定のウィザードを表示するように設定できるようになりました。
これにより、ポータルユーザーは、複数のウィザードページで同データに関連する詳細を入力し、必要に応じて保存できるようになりました。
ウィザードの設定画面では、特定のポータルユーザーの種類にウィザードへのアクセスを許可するよう、権限を変更することができます。
留意点
- カスタムボタンは、ポータルでは未対応です。カスタムボタンが含まれるウィザードへのアクセスができる場合でも、そのカスタムボタンはポータルユーザーには表示されません。
- 権限に基づいたボタンの非表示は、ポータルでは未対応です。
この機能アップデートは、すべてのユーザーに対し適用されています。
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