今回、ポータルユーザーの登録フォーム機能が追加されました。
これまでは、ポータルユーザーはZoho CRMから招待する必要がありましたが、今回の機能アップデートにより、ユーザー自身がポータルの登録フォームからCRM組織のポータルアカウントを作成できるようになりました。
ポータルの登録フォームの主な目的は、顧客、ベンダー、パートナーが組織のポータルアカウントを使用するために、自身をポータルへ追加できるようにすることです。有効な連絡先のみ、ポータルアカウントに追加できます。Zoho CRM が連絡先を認証し、認証された連絡先のみがポータルアカウントに追加されます。
ポータルの登録フォームの作成
ポータルユーザーの種類に基づいて、異なるポータルの登録フォームを作成することができます。ランディングページはデフォルトで設定されており、編集することはできません。
「保存する」をクリックして登録フォームのURL を生成します。URLをコピーして、任意のWebサイトにフォームを設定してください。ポータルの登録フォームが公開されると、顧客はそのフォームを使って組織のポータルにアクセスできます。
Webフォーム画面でポータルフォームにアクセスでき、ステータスの確認、A/Bテストの実行、Ziaの提案内容の確認、分析データの確認ができます。
ポータルユーザーの種類ごとに、最大5件の登録フォームを作成可能です。
登録したポータルユーザーの認証
ポータルの登録フォームがWebサイトで利用可能になると、顧客は直接ポータルにアクセスすることができるようになります。
有効な顧客のみがポータルに追加されるため、認証のため、顧客がフォームを送信した後にワンタイムパスワード(OTP) が送信されます。顧客自身のワンタイムパスワード(OTP)認証後に、初めてポータルにログインできるようになります。
ワンタイムパスワード(OTP) が必要になるのは、最初の登録時のみです。その後、ポータルユーザーのログイン情報を使用して、ポータルへログインできるようになります。
ポータルのメールテンプレートでは、ポータルユーザー向けの登録完了メールを作成できます。メールテンプレート内には必ずポータルのURLを追加する必要があります。ポータルのURLがメールテンプレートに追加されていない場合、エラーメッセージが表示されます。
「ポータルへのアクセスが保留中のユーザー」ビュー
ポータルユーザーの上限に達した場合でも、顧客は引き続きポータルに登録することができます。そのため、制限を超えた後、顧客がポータルに登録するたびに、その顧客は「ポータルアクセス待ち」ビューという別のビューに保存されます。
このようなポータルへのアクセス待ち顧客は、最大100名までこのビューに追加されます。この上限に達した後に登録された顧客は、このビューには追加されません。代わりに、それらの顧客に関する詳細がCRMユーザーにメールで送信され、CRMユーザーがその顧客を手動でポータルに追加する必要があります。
ポータルユーザーの種類画面では、利用可能なポータルユーザー数を確認できます。ここから、追加のポータルユーザーを直接購入することができます。
制限事項
- 試用版では、ポータルフォームは1つのみ作成可能です。
- ポータルの登録フォームは、エンタープライズプランとアルティメットプランで利用できます。ポータルユーザーの種類ごとに最大5つのポータルフォームを作成できます。
- ポータルアクセス待ちのユーザー数について
試用版ー10ユーザーまで保持可能です。
その他の有料プランー100ユーザーまで保持可能です。