【Zoho CRM】履歴機能に関するアップデートのお知らせ:過去3年間の履歴が確認できるようになりました。

【Zoho CRM】履歴機能に関するアップデートのお知らせ:過去3年間の履歴が確認できるようになりました。


Alert
この機能アップデートは、すべての組織に適用されています。(2025年1月21日時点)


今回履歴機能にアップデートがあり、履歴画面のUIがリニューアルされました。


このUIのアップデートに伴い、いくつかの新機能が追加されました。
  1. データの履歴機能を使用した、過去3年間の履歴の参照
  2. 各履歴に対するメモの追加
  3. 履歴のフィルタリング
  4. 履歴画面からのメールのステータス確認


以下、各新機能の詳細をご紹介いたします。

データの履歴の表示期間の延長

データの履歴の表示期間を過去6ヶ月から過去3年に延長しました。これにより、販売サイクルが長い場合の履歴の追跡、より包括的なデータの確認、コンプライアンス要件への対応、監査の容易化など、あらゆる面で役に立ちます。

また、3年以上(最大10年まで)の履歴のアーカイブデータをダウンロードする機能の提供にも取り組んでいます。これが実装されると、3年を超えた履歴のデータがZoho CRMのストレージに含まれるようになります。


各履歴データへのメモ追加

ほとんどのメモは、データに関連する活動に対応して追加されます。例えば、営業担当者は見込み客との通話の後にメモを追加したり、連絡先とのミーティングに関連したメモを作成するかもしれません。

このようなつながりがあるにもかかわらず、以前はデータの履歴とメモが切り離されていたため、CRMユーザーがメモが作成された理由などを理解することが難しくなっていました。この問題を解決するために、データの履歴画面内にて、各履歴データにメモを追加できるようにしました。


データの関連リストでメモをクリックすると、そのメモが関連付いている履歴データへ移動します。



履歴データのフィルタリング

履歴画面での各履歴の一覧は、量が膨大になるため、確認したい履歴を探すのが難しくなるかもしれません。
例えば、
  1. 営業マネージャーは、見込み客や連絡先に関して営業担当者が行った一連の作業のみを確認したいかもしれませんが、項目の値に関する変更履歴を延々とスクロールしなければならないかもしれません。
  2. 監査担当者は、個々の項目値の変更履歴を確認したいかもしれません。
  3. 管理者は、ワークフロー関連の変更履歴のみを確認したいかもしれません。
その上、今回、履歴の表示期間が3年に延長されました。


上記を踏まえて、今回、タブ、ユーザー、時間、変更ソースで履歴画面内の履歴データをフィルタリングできるようになりました。
これにより、必要な履歴だけを見つけることができます。


メールのステータスの確認

履歴上の各送信メールについて、ステータス(送信、開封、クリック、不達)の変更履歴を履歴画面から確認することができるようになりました。



    • Related Articles

    • 【Zoho CRM】送信したメールの送信結果の確認方法

      個別メール ①データの詳細画面内 個別に送信したメールの反応は、メールを送信したデータの詳細画面へ移動し、「メール」関連リスト内の「ステータス」項目でご確認いただけます。 ②レポート 個別に送信したメールの送信結果をまとめて確認したい場合には、レポートを使用します。 レポートタブへ移動し、「メールのレポート」フォルダーからデフォルトで用意されている「送信したメールの状況」レポートを選択します。 一括メールのみの送信結果を確認したい場合には、詳細フィルターで「経路 次の値と等しい 個別( ...
    • 【Zoho Sprints】過去の時間を記録することはできますか?

      はい。プロジェクト内の、有効なスプリントに対して、過去の日付の時間を記録することができます。 今後のスプリントや完了したスプリントで時間を記録することはできません。 時間の記録は、スプリントの開始日と終了日に基づいて行われます。 例えば、あなたのスプリントが2018年1月1日に始まり、2018年1月15日に終わる場合、1月1日から15日までの時間をログに記録することができます。 ...
    • 【Zoho CRM】データ移行に関する機能アップデート:過去のログに影響を与えることなく、不足データを追加・更新できるようになりました。

      このアップデートは、すべてのデータセンターに所属するユーザーに適用されています。 対象プラン:無料プラン〜アルティメットプラン 新旧どちらのUIでもご利用いただけます。 Zoho CRMへのデータ移行は、大切なデータを扱うため、非常に重要な作業です。過去のデータセットを移行し損ねた場合、タイムラインの整合性を守るために、再度すべての移行作業をやり直さなければなりませんでした。しかし、膨大なデータを扱う中でこのプロセスを繰り返すのは、非常に手間がかかり、多くの時間を費やすこととなります。 ...
    • 【Zoho Sign】Zoho CRMとZoho Sign連携の設定

      Zoho CRMとZoho Sign連携 Zoho SignとZoho CRMは連携可能です。 Zoho CRMのZoho Sign拡張機能を使用すると、CRMに保存されている連絡先に、署名文書を直接送信できます。Zoho CRMの差し込み文書や会計テンプレートにも適用され、テンプレートから電子署名文書を送信できます。 例:会社の営業担当者がで署名のために同じ契約を異なる取引先に送信したい場合、名前、住所、添付ファイル、金額が異なる場合、差し込み印刷と在庫テンプレートの連携でスムーズ化します。 ...
    • 【Zoho CRM】Card Scannerアプリで名刺データをZoho CRMに取り込む方法

      以下、Card ScannerアプリでCRMへデータを登録する手順をご案内します。 事前にZoho製品との同期と追加言語の設定を行ってください。 Card Scannerアプリの起動時に、右下の歯車マークをタップするで、自分のZohoアカウント名の表示がされているか、また追加言語設定が完了しているか確認できます。 ①Card Scannerアプリを起動後、カメラへのアクセスを許可し、名刺を撮影します。 ②名刺のデータが自動で解析されます。 ...

    Zoho Community

    オンライン掲示板やユーザー交流会など、Zoho活用に役立つコンテンツが満載!


      Zoho CRM 管理者向けオンライントレーニング

      Zoho CRM 導入後の動き出しをスムーズに。初期設定から操作方法、便利機能まで… Zoho の講師がデモを交えて解説。CRM管理者の必須スキルを短期間で習得しましょう。


        ウェビナー情報はこちら!

        さまざまな企業で業務改善にあたるエキスパートたちの事例セミナーをご提供しております。最新の予定や、配信済みのウェビナー動画はこちらをご確認ください。