【Zoho CRM】ポータル機能に関するアップデートのお知らせ

【Zoho CRM】ポータル機能に関するアップデートのお知らせ


ポータル機能により、ビジネス要件に応じて、顧客、ベンダー、パートナー、エンドユーザーがCRMの様々なタブへアクセスできるようになりました。
ポータルが作成されると、サインアップしてCRMのポータルにアクセスするためのリンクが記載された招待メールがポータルユーザーに送信されます。
今回の機能アップデートにより、ポータルユーザーに送信される招待メールが改良されました。

以下、詳細をご紹介いたします。

ポータルユーザーのメールアドレスの変更
今回の機能アップデートにより、既存のポータルユーザーのメールアドレスを変更することができるようになりました。
メールアドレスを変更すると、該当のポータルユーザーに対しメールアドレスの変更の確認メールが送信されます。
その後、既存のパスワードで直接ポータルアカウントにログインし、CRMのポータルへアクセスできます。




未認証のポータルユーザーのメールアドレスが変更された場合、変更後の新しいメールアドレスで受信した招待メールから、ポータルサイトへのアクセスを認証する必要があります。

無効化されたポータルユーザーのメールアドレスを変更すると、ポータルユーザが有効化された際に、メールアドレスを認証するためのメールが送信されます。認証完了後、既存のポータルアカウントに引き続きアクセスすることができます。



メールテンプレートのカスタマイズ
「メールテンプレートのカスタマイズ」は、「設定」タブ内から可能です。
「招待の承諾/Accept Invitation」、「メールアドレスの認証/Confirm Email Address emails」用のメールをカスタマイズできます。



「招待の承諾」、「メールアドレスの認証」用のメールのパーソナライズ化
今回の機能アップデートにより、以下のメールテンプレートのカスタマイズオプションが利用できるようになりました。

  1. 言語に応じたテンプレートのカスタマイズ:管理者は、様々な言語でテンプレートを編集・保存できるようになりました。ユーザーを招待する際、管理者は送信する招待メールの言語を選択します。
    選択した言語にて保存されているテンプレートが使用され、招待メールが送信されます。
    留意点:
    言語を変更すると、システム提供の初期状態のメール内容のみが自動的に翻訳されます。
    特定の言語にてメール内容をカスタマイズした場合には、自動的にそのカスタマイズ内容にて翻訳されませんので、特定の言語用カスタマイズ/翻訳する必要があります。

  1. デフォルトの差出人・返信先メールアドレスの設定:招待メールのデフォルトの差出人・返信先メールアドレスを設定できるようになりました。
    例)差出人メールアドレス ー zylker@portal-support.com
    返信先メールアドレス - 
     pattrick-jones@portal-support.com

  1. メールの件名のカスタマイズ

  1. メール本文での差し込み項目の使用:項目値を取得できる差し込み項目がメール本文内に挿入できるようになりました。

  1. メールのテキスト形式: フォント、大きさ、スタイル、色、背景、配置など、基本的なテキストのカスタマイズオプションは、テンプレートのカスタマイズウィンドウですべて利用できます。また、メール本文に画像やハイパーリンクを追加することも可能です。

  1. 招待承諾のボタンまたはリンクの設定:招待承諾のボタンまたはリンクを設定できます。
    留意点:
    ポータルのURLは削除することができますが、テンプレートの保存時にエラーが発生します。
    「初期状態にリセット」リンクをクリックすると、元のリンクと内容に戻すことができます。

未認証ユーザーの分類
未認証ユーザーは、「招待が未承諾の」、「ログインが保留中の」という2カテゴリーに分類されました。

招待を承諾していないユーザーは、「招待が未承諾の」のカテゴリーに、
既存のポータルユーザーのメールアドレスがCRM上で更新されても、該当のポータルユーザーが新しいメールアドレスを認証していない場合は、「ログインが保留中の」のカテゴリーに表示されます。



      • Related Articles

      • 【Zoho CRM】ポータル機能に関するアップデートのお知らせ

        先日、ポータル機能に関するアップデートがございました。 以下、アップデート内容をご紹介いたします。 「ユーザー」タブの導入 ポータル設定のUIは、「設定」と「ユーザー」タブの2つのタブに分けられました。設定タブでは、ポータルタブの設定や項目の権限を編集するために使用します。一方、ポータルユーザーの追加、招待状の送信、アクティブユーザーの検索などのユーザー関連の活動は、ユーザータブから行うことができます。 設定タブは、ポータルの管理権限を持つユーザーが閲覧できます。 ...
      • 【Zoho CRM】ポータル機能に関するアップデートのお知らせ:拡張機能に関するタブに対応しました。

        今回ポータル機能にアップデートがありました。 以下、詳細をご紹介いたします。 マーケットプレイス内で拡張機能をインストールすると、その拡張機能に関するタブがZoho CRMに追加されます。 以前は、ポータルの設定時、関連タブセクションには標準タブとカスタムタブしか含まれていませんでした。 現在、関連タブセクションには拡張機能に関するタブも含まれるようになり、外部ユーザーが拡張機能に関するタブのデータにアクセスできるようになりました。 ...
      • 【Zoho CRM】ポータル機能に関するアップデートのお知らせ:ウィザードに対応しました。

        今回のアップデートにて、ポータルがウィザードに対応しました。 以下、詳細をご紹介いたします。 ポータルは、連絡先、顧客、クライアント、ベンダーなどの外部ユーザーに対して、CRMへのアクセスを拡張するのに役立ちます。ポータルユーザーはポータルにログインし、様々なタブやWebタブにアクセスし、組織で許可され、権限で設定された操作(データの作成、編集など)を実行することができます。 ...
      • 【Zoho CRM】ポータル機能に関するアップデートのお知らせ:ポータルへのアクセスURLが変わりました。

        この機能アップデートは、現在、AU(オーストラリア), JP(日本), CN(中国)データセンターに属し、エンタープライズ以上のプランをお使いの組織に適用されています。別のデータセンターの組織へは順次適用予定です。(2024年5月7日現在) 外部ユーザはポータルURLを使用してZoho CRMのポータルにアクセスできます。今回、このポータルへのアクセスURLに変更がありました。 このURLは、CRMドメインの代わりにシステム定義のサブドメインを使用します。 ...
      • 【Zoho CRM】ポータル機能に関するアップデートのお知らせ:ポータルユーザーにSAMLベースのSSO(シングルサインオン)を設定できるようになりました。

        この機能アップデートは、すべてのユーザーに対し適用されています。 ※ポータル機能は、エンタープライズプラン以上のプランで利用可能です。 今回の機能アップデートにて、管理者は、ポータルユーザーのSAMLベースのSSOを有効にして、CRM ポータルへのログインプロセスを簡素化できるようになりました。 以前は、ポータルユーザーは別のログイン情報を作成して管理する必要がありました。現在、アイデンティティプロバイダー(IdP)を持つ組織では、CRM ポータルへの外部関係者のアクセスを簡素化できます。 ...

      Zoho Community

      Zoho ユーザーが集うオンラインフォーラムでは、サービスの使いこなしに関する活発な議論や情報交換が行われています。