【Zoho CRM】Webフォームの分析に関するアップデートのお知らせ
Webフォームは、見込み客から情報を収集し、さらに顧客とのつながりを深めるための興味深い手段です。
Webフォームのパフォーマンスを確認し、顧客の行動を理解するために、Webフォーム分析が広く利用されています。
以前のフォーム別の分析では、訪問数、入力開始数、フォーム送信数(部分的・完全な送信)、項目入力率、地域別の送信数、タブ別の送信数などの分析を行っていました。
今回のアップデートにて、フォーム別の分析に以下の指標が追加されています。
- 離脱率
- 平均入力時間
また、以下の新しいグラフも導入されています。
- 項目の入力時間
- 項目修正率
- 項目離脱率
- 項目の入力順
- 端末別の送信
統合された送信に関するKPI
送信タブでは、訪問者数、訪問者数(重複を除く)、送信数、離脱率、訪問者が特定のフォームに費やした平均時間をまとめたKPIを導入しています。
項目の入力時間
この分析により、訪問者が入力に手間のかかるポイントを理解し、項目の種類を選択リストやルックアップへ変更すること等により、訪問者がフォームの入力に多くの時間を費やさないように対処できます。
項目修正率
このグラフは、訪問者が頻繁に修正を行う項目を示しており、具体例の表示や補足説明の追加等で項目を単純化することで、より高い送信率を獲得できます。
項目離脱率
このグラフは、訪問者がフォームへの入力や送信を途中でやめてしまい、結果的に送信が部分的にしか行われなかった場合の項目を示しています。
この分析では、訪問者が機密情報を共有したくないのか等を理解するのに役立ちます。
そのような項目を削除または変更することで、送信率が向上する可能性があります。
項目の入力順
訪問者がフォームを入力する際の上位3つの順番をモニタリングし、ランク付けをします。
この分析により、顧客の行動を理解し、より高い効果を得るために、項目を戦略的に配置することができます。
端末別の送信
様々な端末からの送信を追跡するために、端末に基づく送信の円グラフ表示が導入されています。
この分析では、携帯電話、コンピューター、およびタブレットの追跡が可能で、互換性の問題に対処するためのより良い機会を提供します。
新しいグラフに加えて、入力規則に該当したデータを分類し、「訪問」の定義を更新しました。
入力規則に該当したデータのカテゴリー化
フォーム別の分析には、タブ別の分析が含まれています(例:見込み客タブの送信数)。
訪問者がフォームを送信すると、データが作成されます。
送信されたデータの項目に入力規則エラーが発生した場合、それらのデータは手動承認のために保持されます。
(データの承認についての詳細は、こちらをご確認ください)。
入力規則に該当した項目は、「該当したルール」として明確に分類され、そのカテゴリに属するデータ数も表示されます。
定義の更新 - 訪問
以前は、「訪問」という用語は、WebフォームをホストするWebページが訪問された回数を示していました。
しかし、より優れた統計を提供するために、Webフォームが完全に読み込まれたときのみに計算されるようになり、訪問者が閲覧したことを確認できるようになりました。
以上が、今回のwebフォームの分析に関するアップデートでございます。
注:項目別のグラフのすべては、アルティメットプランのユーザーのみご利用いただけます。
今後のWebフォームの分析に関するアップデートでは、以下のような機能を提供する予定です。
- グラフ ー Webフォームを設置するURLに基づいた訪問数、入力開始数、送信数の表示。
- 選択リストの値に基づく送信数。
例:
項目名が「産業」で、選択リストの選択肢が「IT」「不動産」「自動車」「銀行」の場合、選択リストの値に「IT」(または「自動車」「銀行」「不動産」)を選択してフォームを送信した訪問者の数を見ることができます。
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