【Zoho CRM】数式項目に関する機能アップデートのお知らせ:文字数に基づく新しいテキストタイプの出力値の種類が導入されました。

【Zoho CRM】数式項目に関する機能アップデートのお知らせ:文字数に基づく新しいテキストタイプの出力値の種類が導入されました。

Alert
このアップデートは、現在すべてのデータセンターに所属するプロフェッショナルプランの組織に適用されています。
エンタープライズプラン、アルティメットプラン、Zoho One、CRM Plusの組織には、今後段階的に適用されます。(2026年4月9日現在)

Zoho CRMでは、「出力値の種類」が「テキスト」の数式項目が、顧客の姓名連結、テキストからの文字削除、詳細情報項目での検索置換、大文字小文字の変換など、テキストを扱う様々なシナリオで使用されています。
    
これによりCRMの利便性が向上し、タブのデータ一覧や詳細フィルター、条件の一部として必要なデータを選択する際の操作性が向上します。しかし大規模なデータセットを扱う場合、出力値の種類がテキストの数式項目の使用により文字数が異なる値が生成され、処理のパフォーマンスや操作の流れに支障をきたしていました。

機能アップデート内容

このような遅延を解消し柔軟性を高めるため、出力値の種類「テキスト」を「小」「中」「大」に分類します。

複数行項目と同様に、出力値の種類がテキストの数式項目は、「小」「中」「大」に分類されます。
制限事項は下表の通りです:   

利用可能な機能
テキスト
タイプ

類似項目
対応文字数
カスタム
ビューの
列として選択
条件
項目
詳細
フィルター
列の
ソート
数式の
自動
更新
他の
数式内
での使用
テキスト(小)
1行項目
255文字
テキスト(中)
複数行項目(小)
2,000文字
テキスト(大)
複数行項目(大)
32,000文字

Notes
注:テキストタイプの数式の結果が文字数制限を超える場合、末尾の値が切り捨てられます。

今後の対応について

このように、出力値の種類が分割されることで、既存の数式に変更を及ぼす可能性があり、結果の正確性に影響を与える恐れがあります。そのため、管理者ユーザーに制御権を委ねます。タブのカスタマイズのページには、既存の数式項目をこれらの分割後の出力値の種類にマッピングできる情報を表示します。 

  1. 既存の出力値の種類がテキストの数式項目を照合し、使用されている数式に基づいて、既存の数式項目を対応するテキスト型にマッピングします。
  2. 管理者はマッピングされた値を確認、検証して、必要に応じて変更または確定できます。
  3. これらの項目がどのレイアウトで使用されているかを確認し、数式を確認できます。
 

影響事項:

  1. このマッピング作業の最終期限は2026年5月31日です。それまでは、マッピング済みの値を下書きとして保存し、継続的に確認できます。なお、この期限は社内外のさまざまな要因により変更される可能性があります。
  1. 項目のマッピングにより、既存の出力値の種類はマッピングしたテキストタイプに変換されます。この操作は元に戻せません。既存の仕様と同様に、数式が公開された後は出力値の種類を編集できません。
  1. 文字数の多い項目をテキスト(小)またはテキスト(中)にマッピングした場合、項目が使用される箇所では、それぞれの上限に応じて末尾が切り捨てられます。
  1. カスタムビューでテキスト(大)を使用している場合、ビューの複製により条件パラメータから既存の数式が削除されます。
  1. このアップデートは、CRM組織内で作成されたサンドボックスにも同様に適用されます。項目をマッピングし、適用できます。

例外事項:

  1. 過去に実行された数式の結果は保持されます。すでに表示されている結果については、切り捨ては行いません。切り捨て処理は、このアップデートのリリース以降に新たに処理されるデータに対してのみ適用されます。
  1. カスタムビューは組織全体に適用されるため、出力値の種類がテキストの数式で構築された既存の条件は、テキスト(大)にマッピングされている場合でも変更しません。実行時の動作は、これまで通り意図した通りに行われます。この例外は、保存済みフィルターで使用されているテキスト(大)の項目には適用されません。保存済みフィルターはユーザー固有であるためです。
  2. サポート対象外の項目タイプで構築された条件は編集・保存できますが、新規作成は制限されます。

以上、数式項目に関する機能アップデートのお知らせでした。
このアップデートが、皆さまの業務における柔軟性向上に役立つことを願っています。 
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