【Zoho CRM】ウィザードに関するアップデートのお知らせ:条件ルール/確認メッセージ機能

【Zoho CRM】ウィザードに関するアップデートのお知らせ:条件ルール/確認メッセージ機能


Zoho CRMのウィザード機能は、複数の手順にてデータを作成するもので、遷移ボタンを使い、長いフォームをいくつかの連続した画面に分割します。
これにより、申請書や登録書などの長いフォームは、一見するとユーザーに入力の煩雑さを感じにくくし、遷移もより容易になります。

今回のアップデートにて、ウィザードの使用感をより向上させることを目指しております。

1.条件ルール
2.確認メッセージ

条件ルールの作成

シナリオや要件ごとに個別のテンプレートを作成することは容易ではありません。
例えば、自動車保険や健康保険など、様々な保険のために複数のテンプレートを作成する必要があります。
この問題を解決するため、条件ルール機能を活用することで、
様々な保険のお客様に対応するための保険用の単一のテンプレートを作成することができます。

ルールの処理を実行する条件と条件が満たされた際に実行する処理を設定することで、条件ルールを各ウィザード画面に設定できます。
条件が満たされた際に実行できる処理は、以下の通りです。
  1. 項目の表示
  2. 入力必須項目の設定
  3. サブフォームの設定



これらの処理を実行することで、フォームは動的に変化し、ユーザーが特定の項目に入力した値に基づいて、項目やサブフォームを表示します。
例えば、ユーザーが「保険の種類」という項目の値として「自動車保険」を選択した場合にのみ、自動車に関する質問の一覧を表示します。
また、保険の種類として「健康保険」を選択した場合には、健康に関する質問を表示します。


保存処理に対する確認メッセージ

ウィザード画面でデータを保存したときに、ユーザーにメッセージを表示して確認することができます。
保存処理にボタンを使用している場合、ボタンがクリックされるたびに表示される件名と確認メッセージを追加することができます。
これは、保存処理に関連するシステムとカスタムボタンの両方に対応しています。

例えば、ユーザーが見込み客のフォームを使用した後に「保存」ボタンをクリックすると、
「見込み客データは正常に作成されました。(Your lead has been created successfully)」というメッセージが、「保存完了(Success!)」という件名でポップアップ表示されます。





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