Zoho CRM の関数が大幅にリニューアルされました。新しいインターフェースにより、関数の構築・整理・監視・トラブルシューティングがより簡単になりました。また、Zoho CRM 全体で関数の関連付けを統一的に行える仕組みも導入しました。検索・フィルター機能を備えたビューで、必要な関数をより素早く確認できるようになりました。
これらの機能強化に加えて、今回のリリースでは関数プラットフォームを拡張し、既存のJava、Node.js、Delugeのサポートに加えて、Pythonランタイムにも対応しました。
新機能
関数ごとのダッシュボード
各関数に、概要、アナリティクス、変更、ログ、エラー、関連付けを備えた専用ワークスペースが追加され、関数の監視・デバッグ・管理に必要なすべてが一か所に集約されました。
概要セクションでは、関数の詳細と REST API のアクセス情報が表示され、組織全体でその関数がどこで使用されているかを統一されたビューで確認できます。具体的には以下が可能です:
・関数が関連付けられているすべての要素を表示し、タブまたはカテゴリでフィルタリング
・参照情報を追跡して、その関数を使用している他の要素や関数を特定
・依存関係を確認して、関数の実行に必要な関連関数や外部連携を把握
カスタムビューを備えてより使いやすくなった 関数タブ
関数の整理・管理がより簡単になりました。名前、API 名、作成日時、更新日時でソートしたり、言語、カテゴリ、実行時間でフィルタリングすることができます。
同じソートとフィルターの組み合わせをよく使う場合は、カスタムビューとして保存できます。
関数タブには、すべての関数、自分の関数、関連付けられている関数、関連付けられていない関数などのビューが用意されており、要件に応じて独自のビューを作成することもできます。
カスタムビューを作成する際は、関数名、API 名、カテゴリ、タグ、言語、実行時間、REST API ステータス、関連付けステータス、作成者など、任意の組み合わせでフィルタリングできます。
タグを使って関数を整理することもできます。1 つまたは複数の関数を選択してタグを一括で追加・削除し、組織全体で関連する関数をカテゴリ分けして管理しやすくなります。
保存後は、ビューの管理パネルからビューの編集、複製、削除が行えます。
※ 最近作成された関数には 作成日時、更新日時、作成者が含まれており、ソートやカスタムビューに活用できます。
充実した分析機能
過去30 日間にわたって、総実行回数、成功・失敗率、クレジット消費量、実行時間、言語別・データ元別・タブ別の実行状況などを、視覚的に確認できます。
多言語サポート
刷新された関数IDEで関数を作成できます。JavaやNode.jsに加えて、Pythonにも対応しました。
ランタイムを選択し、一からコードを書くことも、お使いの外部エディターで作成したZIPファイルをアップロードすることもできます。
関数は以下のランタイムをサポートします:
・Node.js 22
・Java 17
・Python 3.12
※ Node.js 24、Python 3.13、Java 25 のサポートは、今後2 か月以内に追加予定です。
(2026年8月18日現在)
Java、Node.js、Python で構築された関数には、ウィジェットやクライアントスクリプトでも利用可能な組み込み HTTP クライアントと同じ Zoho Request Client(ZRC) が含まれています。ZRC を使用して Zoho CRM API、その他の Zoho サービス、サードパーティ API を呼び出せます。Zoho CRM API の呼び出しでは、ZRC が認証を自動的に処理するため、ベースURL や接続の設定が不要です。
このアップデートは、今後 2 週間にわたってすべてのデータセンターに段階的に展開されます。
(2026年8月18日現在)
ロードマップ
関数をさらに便利に活用できるよう、すでにいくつかの機能強化に取り組んでいます。
・ログインユーザーのスコープで Zoho CRM API を呼び出すための、ユーザーモードでのAPIの呼び出し
・各ユーザーが自身の認証情報で認証できる接続機能
・より高度なデバッグとログの可視性を向上させた、高度なログUI
・より迅速な開発を可能とする、AIを活用した開発機能