この機能アップデートは、現在、以下のCRM組織に対して適用されています。
US(米国)データセンターに属するCRM組織
かつ
アルティメットプランをお使いのCRM組織
(2026年4月1日時点)
ダッシュボード上のグラフやKPIを見ると、次のような表示がされることがあります。
売上: $2.4M ↓ 18%(前月比)
成長か減少か、売上の落ち込みか、成約件数の急増か、更新件数の鈍化か――通常目に入るのはデータに表れている「結果」だけで、「理由」までは見えてきません。
こうした傾向は視覚的には一目瞭然ですが、その要因を把握するには、さらに多くのレポートを開き、地域やセグメントごとにデータを切り分け、手作業で状況を整理する必要があることがよくあります。例えば、売上の推移表を確認している営業マネージャーは、売上が3月に落ち込み、5月に急増したことにすぐに気づくかもしれませんが、その理由を突き止めるには、地域別レポート、製品別内訳、顧客セグメント分析などを確認する必要があります。
「Ziaのダッシュボード予測」は、これらの要素を直感的に理解できるデータに変換することで、このギャップを埋めます。ユーザーがすでに注目している箇所で、重要な変化、異常値、傾向、主な要因などを強調表示し、通常であれば手動での分析が必要となるような説明を、即座に提供します。
これにより、営業マネージャーは、売上減少の原因を数日ではなく数分で把握できるようになります。例えば、問題が既存顧客からのリピート購入に集中していることや、特定の地域やセグメントが成長を牽引していることなどが一目でわかるようになります。
一方、現場の営業担当者にとっては、どこに注力すべきか、次に何をすべきかについて、より迅速かつ確信を持って判断できるようになります。これにより、グラフの解読に費やす労力を減らし、データが示す内容に基づいて行動に移すことに注力できるようになります。
仕組みについて
ダッシュボード内の要素の近くにあるZiaのアイコンをクリックすると、Ziaは基盤となるデータを分析し、傾向、急上昇、急落、その他の顕著な変化といった予測を抽出します。これらは単なる数値ではなく、わかりやすい言葉で説明されます。
対応している要素上のZiaアイコンをクリックすると、
- Ziaはその要素の基盤となるデータ(例えば、経時的なKPIや目標達成度の進捗状況など)を分析します。
- 増加、減少、急上昇、急落、その他の顕著な変化といったパターンを特定します。
- その後、何が発生しているかを説明します。可能な場合はその要因を指摘し、人間が理解しやすい予測内容を生成します。
例えば、過去6ヶ月間の売上傾向に関するKPIを表示している場合、単に3月の落ち込みや5月の急増に気づくだけでなく、Ziaは次のような説明を提供するかもしれません。
- 「既存顧客からのリピート購入が20%減少したため、3月の売上は15%減少しました。」
- 「5月の売上高は、特に北部地域からの新規顧客が30%増加したことにより、急増しました。」
これらの予測内容は、専用の「Ziaのダッシュボード予測」パネルに表示され、テキスト表示とグラフ表示という2つのビューで構成されています。
テキスト表示
テキスト表示では、Ziaの予測結果が簡潔で読みやすいテキストで表示されます。
各予測内容には、主な要点をまとめた簡潔な件名と、増減を反映した主要な数値が記載されています。これにより、状況の背景にある視覚的な情報を解読するのに時間を費やすことなく、予測内容一覧を一目で、何が、どれだけ、どのような方向に変化したかを簡単に把握することができます。
グラフ表示
グラフ表示では、詳細な予測内容に視覚的な明瞭さを加えることで、テキストによる説明を補完します。
元の要素では全体的な傾向や目標しか表示されない場合でも、グラフ表示では予測内容を構成する具体的な部分を強調表示し、ツールチップにより詳細情報を提供します。
「テキスト表示」と「グラフ表示」を組み合わせることで、説明文と対応する視覚的なデータを1か所で確認できます。
留意事項
- 現在の機能リリースにおいては、「Ziaのダッシュボード予測」は、すべての種類の「KPI」要素およびすべての種類の「目標達成度」要素で利用可能です。
- 各要素の近くにあるZiaアイコンから、「Ziaのダッシュボード予測」内容を確認できます。アイコンがグレー表示になっている場合、その要素では「Ziaのダッシュボード予測」機能が利用できません。
- 「今月」などの現期間に設定された要素を分析する場合、Ziaは期間の開始日から現在日までのデータを評価し、それに基づいて予測内容を生成します。